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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  卒業研究Ⅱ
[ D-3-h-08-5-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):6(180 + 30)
 対象学科:美表4年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:必修
 美術表現学科専攻科目
 只 野 彩 佳

授業概要
本学で学び、研究したことの集大成として、卒業制作(日本画)作品の制作を行う。教員は、履修者の卒業制作展への出品を前提に、発表までを視野に入れた計画立案および作品制作の過程を支え、指導する。後期では、状況に合わせて方向性の再検討や制作スケジュール計画の調整を行いながら、作品のより高い完成度を目指して制作を行う。履修者の作り上げたい作品についてよく話し合い、制作の計画や技法について個別に指導、対応を行う。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・日本画の伝統技法に基づきつつも、自己の制作スタイルを築く。
 
・卒業研究Ⅰで得た気付きを作品に反映し、集大成として作品を完成させる。
 
・自己の表現の意味や意図を、作品や言葉で表すことができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 制作および展示計画の確認、制作スケジュールの調整、本画制作(1,2,3回) 制作の意図やテーマをまとめ、スケジュールを確認しておく。
 
2 本画制作、水干および岩絵具、その他描画材による描画(4,5,6回) 使用する画材を決め、用意しておく。
 
3 本画制作、水干および岩絵具、その他描画材による描画(7,8,9回) 制作記録を適宜つける。制作を進める。膠の管理。
 
4 本画制作、水干および岩絵具、その他描画材による描画(10,11,12回) 制作記録を適宜つける。制作を進める。膠の管理。
 
5 本画制作、制作および展示計画の確認(13,14,15回) 制作と計画を見直し、改善、変更点はまとめる。
 
6 卒業制作展に向けての準備(16,17,18回) 具体的な額装や表装についての研究し、決定、手配できるようにしておく。
 
7 本画制作、水干および岩絵具、その他描画材による描画(19,20,21回) 全体像を把握しながら制作を進める。膠の管理。
 
8 本画制作、水干および岩絵具、その他描画材による描画(22,23,24回) 全体像を把握しながら制作を進める。膠の管理。
 
9 本画制作、水干および岩絵具、その他描画材による描画(25,26,27回) 全体像を把握しながら制作を進める。膠の管理。
 
10 本画制作、岩絵具での細部描写など(28,29,30回) 作品にとって重要な部分の描き込み。膠の管理。
 
11 本画制作、岩絵具での細部描写など(31,32,33回) 作品にとって重要な部分の描き込み。膠の管理。
 
12 本画制作、岩絵具での細部描写など(34,35,36回) 作品にとって重要な部分の描き込み。膠の管理。
 
13 本画制作、仕上げ、最終調整(37,38,39回) 全体を見ながら仕上げ、描き込み、ほぼ完成させる。
 
14 卒業制作提出準備(40,41,42回) 作品側面の処理、額装、展示道具の確認。最終調整。
 
15 講評、プレゼンテーション(※アクティブラーニング)、卒業制作提出(43,44,45回) 制作意図や工夫を自分の言葉で説明できるようにする。
 

履修上の注意
モチーフをよく観察し、必要な知識、技法を積極的に習得すること。
毒性のある赤系の絵の具は水道に流さない。朱を使用した皿は、ふき取り後、洗浄。
月初めか月末に、制作計画や実行したことを報告すること。
必要なパネル、紙、絵具は個人で用意する必要があります。

成績評価方法・基準
課題作品70%(完成度50% 意図・発想20%)課題提出の際、フィードバックを行う。
授業態度30%(創作意欲や、創作の自主性等)

教科書
授業前にプリント配布します。

参考書
無し

備 考
質問は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。
描画材を用意すること。

 
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