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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  地域創生演習Ⅴ
[ D-3-h-05-3-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 15)
 対象学科:美表3年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 三 浦 忠 士

授業概要
どんな土地にも地域資源は存在する。それは土地でとれる自然素材や環境、文化など多岐にわたる。そして美術は、地域資源を生かして新たな土地の魅力をつくり出し、賑わいの創出につなげる力を持っている。この演習では、大学の敷地内や講師自身がまちづくりに参画している仙台市内の地域を例として取り上げながら、地域資源の多様性について教える。また、地域資源を生かして土地の魅力をつくり出す美術の手法を教授する。

【実務実績】
<2010~2025>
「特定非営利活動法人 冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク」のプレーリーダーとして仙台市及びその周辺地域で地域資源を活かした自由な遊び場「プレーパーク」づくりに取り組んだ。
<2017~2025>
「荒浜のめぐみキッチン」のメンバーとして仙台市若林区荒浜地区の地域資源の魅力を伝える場づくりに取り組んだ。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・地域資源を見つけることのできる力が身につく
 
・地域資源を生かして美術作品をつくる力が身につく
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 授業中に配付される資料やその中で紹介されている関連資料・文献に目を通しておく(事後)
 
2 地域資源の「色」を生かした美術表現①
(地域資源をさがす)
地域資源の「色」に着目して学内を下見しておく(事前)
 
3 地域資源の「色」を生かした美術表現②
(美術作品をつくる)
授業中に配付される資料で紹介されている、体験した美術表現に関する先行事例について、インターネットや文献を用いて調べておく(事後)
 
4 地域資源の「色」を生かした美術表現③
(講評会)
②でつくった作品について説明できるようにしておく(事前)
 
5 地域資源の「形」を生かした美術表現①
(地域資源をさがす)
地域資源の「形」に着目して学内を下見しておく(事前)
 
6 地域資源の「形」を生かした美術表現②
(作品をつくる)
授業中に配付される資料で紹介されている、体験した美術表現に関する先行事例について、インターネットや文献を用いて調べておく(事後)
 
7 地域資源の「形」を生かした美術表現③
(講評会)
②でつくった作品について説明できるようにしておく(事前)
 
8 地域資源を生かしたパブリックアート①
(地域資源をさがす)
パブリックアートについて授業中に配付される資料を参考にしながらインターネットや文献を用いて調べておく(事前)
 
9 地域資源を生かしたパブリックアート②
(展示場所の検討・アイデアスケッチ)
①で見つけた地域資源をモチーフとした作品のアイデアを考えておく(事前)
 
10 地域資源を生かしたパブリックアート③
(講評会)
②で考えた作品のアイデアについて説明できるようにしておく(事前)
 
11 フィールドワーク①
(講師がまちづくりに参画している地域を歩く)
ワークシートの作成(事後)
 
12 フィールドワーク②
(①で歩いた地域で魅力的な地域資源をさがす)
ワークシートの作成(事後)
 
13 フィールドワーク③
(②で見つけた地域資源を生かした美術作品をつくる)
ワークシートの作成(事後)
 
14 フィールドワーク④
(講評会)
ワークシートの作成(事後)
 
15 まとめ 学んだことを整理しておく(事前)
 

履修上の注意
・準備物はそのつど指示する。
・この授業は地域創生演習Ⅲと合同で実施する。
・フィールドワークで講師がまちづくりに参画している地域に行く際は交通費を学生から実費徴収する。

成績評価方法・基準
・出席を含む平常点(授業態度、取り組みの姿勢など)50%
・課題50%
・課題は授業中にフィードバックを行う。

教科書
・そのつど資料を配布する

参考書
・適宜指示する

備 考
・質問等は授業時に受け付ける
・授業の進行状況等によって授業計画の修正が生じる場合ある

 
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