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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  臨床栄養学実習
[ A-3-e-09-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:食専2年
 授業形態:実習 学期:後期 必・選:選択/栄(必)
 食物栄養学専攻科目
 益 田 裕 司

授業概要
 一般食からの献立展開および病態別治療食献立の作成と調理実習をグループ単位で行う。
 臨床栄養学概論で学んだ疾病に関して、治療食に必要な栄養基準を満たした献立を作成すると同時に適切な調理法で治療食を提供できる技術を身につける。授業では各治療食について朝食、昼食、夕食の献立の作成を実施し、連続した集団給食における治療食の作成を視野に入れて解説を行う。急性期、慢性期に則した治療食の捉え方と病院における実践的な治療食の作成を教員の実務経験を基に授業を行う。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
疾患とそれに則した治療食の目的が理解できるようになる。
0.4 0.35 0.25
 
治療食の栄養基準に合った適切な献立作成ができるようになる。
 
治療食として適切な調理方法を理解し、実施できるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 病院での栄養士の仕事 治療食の特色について シラバスの内容を理解し今後の実習に備える
 
2 一般治療食 常食献立作成 常食の献立作成
 
3 一般治療食 常食献立提出・実習ミーティング 
糖尿病食について
常食献立提出
糖尿病食献立作成
 
4 糖尿病食献立提出 
一般治療食 常食 調理実習
糖尿病食献立提出
 
5 脂質異常症食について 
糖尿病食実習ミーティング
脂質異常症献立作成
 
6 脂質異常症食献立提出 
糖尿病食 調理実習
脂質異常症献立提出
 
7 高血圧症・心臓病食について 
脂質異常症食実習ミーティング
高血圧症・心臓病献立作成
 
8 高血圧症・心臓病食献立提出 
脂質異常症食 調理実習
高血圧症・心臓病食献立提出
 
9 腎臓病について 
高血圧症・心臓病食実習ミーティング
腎臓病食献立作成
 
10 腎臓病食献立提出 
高血圧症・心臓病食 調理実習
腎臓病食献立提出
 
11 胃・十二指腸潰瘍食について 腎臓病食実習ミーティング 胃・十二指腸潰瘍食献立作成
 
12 胃・十二指腸潰瘍食献立提出 
腎臓病食 調理実習
胃・十二指腸潰瘍食献立提出
 
13 摂食・嚥下障害食について 胃・十二指腸潰瘍食実習ミーティング 摂食・嚥下障害食献立作成
 
14 摂食・嚥下障害食提出・ミーティング 
胃・十二指腸潰瘍食 調理実習
摂食・嚥下障害食献立提出
 
15 摂食・嚥下障害食 調理実習 実習のまとめ
 
16 期末試験(提出課題による) これまでの学習をまとめておくこと
 

履修上の注意
毎回継続したテーマがあるため欠席のないようにすること。グループ作業となるため各班作業に支障がでないよう献立は期日内に仕上がること。

成績評価方法・基準
ルーブリック評価で行います。第1回目の授業で説明します。平常点50%(平常点は、実習での積極性、作業計画等の基本的理解と実行力を総合的に判断する)レポート50%(必ず提出すること。未提出の場合は評価の対象としないことがある。提出したレポートは評価して返却する)

教科書
〔実践 臨床栄養学実習〕〔第一出版〕〔長浜幸子〕〔2,400+税〕

参考書
〔食品交換表 第7版〕〔文光堂〕〔900+税〕

備 考
質問等については、授業終了後あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。

 
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