大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:食専2年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修/栄(必) |
食物栄養学専攻科目 |
木 下 ゆ り |
授業概要 |
医療・福祉・介護・地域における臨床栄養の意義と概要、栄養アセスメント、栄養士校外実習前に身に付けておくべき疾患の知識(定義、病因、病態生理、症状 等)とその栄養食事療法の基礎知識について講義する。栄養士実力認定試験のレベルの知識修得を目指す。患者の体験談、多職種連携の事例などを紹介しながら、患者のQOL向上を目指した栄養管理のあり方を学修する。教員の管理栄養士としての実務経験(病院、在宅医療、NPO)を活かして授業を進める。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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栄養管理の一連の流れについて理解できる。 |
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疾患および病態における基本的な栄養食事療法を理解できる。 |
栄養管理法や多職種連携についての知識を修得できる。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | 臨床栄養学の意義と目的 医療と臨床栄養 医療制度・福祉・介護 |
事前:シラバスを読み、わからない用語を調べる。 事後:教科書Part2-1・2・3の要点をノートにまとめる。 |
2 | 栄養補給法 |
事前:教科書Part2-10を読み、わからない用語を調べる。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
3 | 消化器疾患(食道・胃)と栄養食事療法の基礎 |
事前:解剖生理学、栄養学Ⅰ・Ⅱで学習した消化器機能について復習しノートにまとめておく。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
4 | 消化器疾患(腸)と栄養食事療法の基礎 クローン病患者さんの体験談 |
事前:教科書Part1-1を読み、わからない用語を調べる。 事後:様々な栄養剤の種類、販売状況を調べてまとめる。 |
5 | 第1~4回の範囲の小テスト 糖尿病の基礎 糖尿病患者さんの体験談 |
事前:解剖生理学、栄養学で学習した消化器機能、糖代謝について復習し、ノートにまとめておく。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。小テストの復習をする。 |
6 | 糖尿病の栄養食事療法 | 事前:教科書Part1-3を読み、わからない用語を調べる。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
7 | 肥満・るいそう・脂質異常症・高尿酸血症と栄養食事療法の基礎 |
事前:解剖生理学、栄養学で学習した脂質代謝について復習し、ノートにまとめておく。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
8 | メタボリックシンドローム・動脈硬化症・高血圧症と栄養食事療法の基礎 |
事前:教科書Part1-4を読み、わからない用語を調べる。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
9 | 第5~8回の範囲の小テスト 腎臓疾患 |
事前:解剖生理学で学習した腎機能について復習し、ノートにまとめておく。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。小テストの復習をする。 |
10 | 腎臓疾患と栄養食事療法の基礎 |
事前:教科書Part1-6を読み、わからない用語を調べる。 事後:透析療法を行っている医療機関を調べてまとめる。 |
11 | 透析療法の基礎 透析患者さんの体験談 |
事前:教科書Part1-6を読み、わからない用語を調べる。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
12 | 第9~11回の範囲の小テスト 血液・免疫・アレルギー疾患と栄養食事療法の基礎 |
事前:解剖生理学で学習した血液・免疫機能について復習しノートにまとめておく。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。小テストの復習をする。 |
13 | 肝・胆・膵臓疾患と栄養食事療法の基礎 |
事前:解剖生理学、栄養学で学習した肝胆膵機能と代謝について復習し、ノートにまとめておく。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
14 | 傷病者・要介護者への栄養教育 食べ物と薬剤の相互作用 |
事前:教科書Part2-11・12を読み、わからない用語を調べる。 事後:授業で学んだ要点をノートにまとめ、栄養士実力試験過去問題を解く。 |
15 | 第12~14回の範囲の小テスト 栄養ケア・マネジメントの概要 栄養アセスメント |
事前:全小テストと栄養士実力試験過去問題に再度取り組み、わからない点を明確にし、授業中に質問する。 事後:全小テスト、栄養士実力試験過去問題、ノート、教科書の復習をする。 |
16 | 期末試験 解説・まとめ |
事前:期末試験に向けて準備する。 事後:期末試験でわからなかった点を復習する。 |
履修上の注意 |
解剖生理学、栄養学の授業の復習をしっかりしておくこと。 授業中に配布するプリント、小テスト、実力試験過去問題はファイルし、教科書と一緒に毎回の授業に持ってくること。 前期の「臨床栄養学概論」では基礎を学び、後期の「臨床栄養学各論」では多種多様な疾病と栄養管理について詳しく学ぶ(教科書共通)。 |
成績評価方法・基準 |
小テスト40%、期末試験50%、授業の取り組み状況(予習・復習の状況など)10%をもとに、総合的に判断する。小テストは授業中に解説をする。 |
教科書 |
〔エッセンシャル 臨床栄養学 第9版〕〔佐藤和仁・本間健・小松龍史編〕〔医歯薬出版〕〔3,700円+税〕 |
参考書 |
〔2023年度栄養士実力認定試験過去問題集〕〔(社)全国栄養士養成施設協会編〕〔建帛社〕〔1,120円+税〕 解剖生理学、栄養学の授業で使用した教科書 |
備 考 |
欠席した場合は、指定された教科書の範囲を学習して補うこと。質問については授業後か、授業中またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付ける。 |
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