シラバス

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シラバス（公開版）

2024年度　

生化学

[ A-3-c-03-2-1 ]

単位（総授業時間数＋自習時間）：2（30 + 60）

対象学科：食専１年

授業形態：講義　学期：後期　必・選：必修／栄（必）

食物栄養学専攻科目

鈴　木　裕　行

授業概要

生化学とは生命現象をタンパク質・脂質・核酸などといった生体物質の性質・機能の観点から解析する学問で、栄養学を学ぶ上での基礎として人体の仕組みについて構造や機能を生化学的に理解することは必須である。この授業ではタンパク質・糖質・脂質の構造・化学的性質および生体での代謝をそれぞれの栄養素の代謝の関連をふまえて解説する。遺伝情報を担う情報高分子の構造と機能、体内の調節機能と恒常性の維持についても述べる。

授業の到達目標

学位授与の方針との関連

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

生体を構成する各成分の種類と構造および化学的性質が説明できる

0.8

0.2

生体を構成する各成分の代謝および機能が説明できる

授業計画

回

内容

自習（事前・事後学習の内容）

生化学とは、細胞の構造、生体構成成分

教科書の「序」「1章」を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

アミノ酸とは、アミノ酸の種類

教科書の「2章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

アミノ酸の性質、タンパク質とは

教科書の「2章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

糖質とは、糖質の分類、単糖・オリゴ糖の種類と性質

教科書の「4-1」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

多糖類の種類と性質、脂質とは、脂質の分類

教科書「4-1」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

脂肪酸の特徴と種類、複合脂質の種類と性質

教科書「4-2」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

誘導脂質酵素の種類と性質、酵素とは・酵素の分類・性質

教科書「4-2」および「3章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解するのに加え、これまでの授業内容（練習問題）を全て復習する。

[中間試験]、糖質の代謝：解糖系

教科書「6章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解するのに加え、試験でできなかったところをよく復習する。

試験の解説、クエン酸回路

電子伝達系とエネルギー

教科書「5章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

トリアシルグルセロールの代謝、脂肪酸のβ－酸化

教科書「7章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

リン脂質・コレステロールの代謝

教科書「7章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

体内でのアミノ酸の利用、尿素回路

教科書「8章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解する。

核酸の種類・構造と機能

教科書「9章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解するのに加え、これまでの授業内容（練習問題）を全て復習する。

[期末試験]、タンパク質の生合成

教科書「9章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解するのに加え、試験でできなかったところをよく復習する。

試験の解説、個体の調節機能と恒常性

教科書「10章」の該当箇所を事前に読み、授業後にはノートを見て内容を復習し、扱った問題の解法をよく理解するのに加え、試験でできなかったところをよく復習する。

履修上の注意

内容の理解できないところがあれば放置せず、質問したり自分で調べたりして、疑問点の解消に努めること。

成績評価方法・基準

中間試験・・・45％、期末試験・・・45％、平常点（授業への取り組みを提出物で評価する）・・・10％

教科書

わかりやすい生化学、林　寛　他、三共出版、2，400円＋税

参考書

無し

備　考

試験実施後のフィードバックとして次の時間に答案を返却して解説を行う。オフィスアワーは掲示・配布資料参照。