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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  子育て支援
[ B-3-c-26-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(11 + 20)
 対象学科:子専2年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択/保育(必)
 子ども生活専攻科目
 大瀬戸 美 紀

授業概要
 近年、日本の子育ての環境は、児童虐待や子育て不安、子どもの貧困などの問題が顕在化し、子育てがしやすい社会ではないことが広く認識されつつある。このような社会状況での子育ては、親にとって大変難しいものとなってきており、親だけでなく、社会全体で子育てを支えることが必要であるとされている。それに伴い、保育者にも子育て支援の中核的な役割を担うことが期待されている。そこで、本授業では、保育者として保育現場で子育て支援を行う基礎的な知識・技術を習得できるようにする。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
子育て環境の現状や保育者の役割について理解している
0.1 0.1 0.5 0.1 0.1 0.1
 
子育て支援のねらい及び内容を理解している
 
子育て支援の基礎的な知識及び技術を理解している
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション
授業の内容を把握し、今後の授業計画について知る
 
2 保育実践における子育て支援 学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
3 保育者の専門性と倫理 自分の保育観について考えてみる
 
4 保育者の支援ニーズへの気づきと多面的な理解 学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
5 子ども・保護者が多様な他者と関わる機会・場の提供 自分の身の回りの社会資源について調べてくる
 
6 子ども・保護者の状況・状態の把握と養育力向上
学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
7 保育所等を利用している保護者への支援 保育所の機能について自分で調べてくる
 
8 地域の保護者への支援 子育て支援にかかわる身近な社会資源について自分で調べてくる
 
9 障害・発達上の課題のある子どもとその保護者への支援 障害児保育を復習してくる
 
10 まとめ 今までの学習内容を振り返り、さらに理解を深める
 
11 期末試験(レポート) 今まで学習したことについて、自分でまとめて振り返り、期末試験(レポート)を通して、課題を発見する。
 

履修上の注意
ケーススタディが中心となってくるので、関連のあるデータや事例などを事前に調べた上で、授業に臨ん
でもらいたい。

成績評価方法・基準
平常点(50%)、期末試験(50%)で総合的に評価する。平常点については、授業に中に発表したりするなどの積極的な授業への参加態度を高く評価する。期末試験(レポート)は添削して返却する。

教科書
教科書 〔演習・保育と子育て支援〕 〔小原敏郎/橋本好市/三浦主博 編〕〔みらい〕〔2200円〕

参考書
授業の中で適宜紹介する

備 考
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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