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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  障害児保育
[ B-3-c-23-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(15 + 60)
 対象学科:子専2年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択/保育(必)
 子ども生活専攻科目
 大瀬戸 美 紀

授業概要
障害児保育は、保育の内容・方法の理解のための科目である。近年、国民のすべてが障害の有無によって分け隔てられることなく、人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することの重要性が広く認識されている。それは、保育現場においても同様で、障害の有無に関わらず、すべての子どもが健やかに発達していくことが求められている。そのため、保育者には、障害を持つ子どもの保育について必要な基礎的な知識・技術が必要とされる。そこで、ここでは、主にグループワークを通して、障害児保育の実践における基礎的な知識・技術を学ぶとともに、障害を持つ子どもに対する基本的な配慮事項についても理解できるようにする。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
障害児保育に関する基礎的知識・技術を身に付けることができる
0.5 0.1 0.1 0.1 0.2
 
障害児保育の実践に関する基礎的知識・技術を身に付けることができる
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション:「障害」について考えてみよう
授業の内容を把握し、今後の授業計画について知る
 
2 障害児保育の基本 学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
3 発達と障害 学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
4 障害児保育のあゆみ 障害児教育・保育の歴史について目を通してくる
 
5 肢体不自由の理解と援助 肢体不自由について自分で調べる
 
6 視覚障害の理解と援助 視覚障害について自分で調べる
 
7 聴覚障害の理解と援助
聴覚障害について自分で調べる
 
8 知的障害の理解と援助
知的障害について自分で調べる
 
9 発達障害の理解と援助(1):自閉スペクトラム症
自閉症スペクトラム症について自分で調べる
 
10 発達障害の理解と援助(2):ADHD/LD
ADHD/LDについて自分で調べる
 
11 配慮を必要とする子どもの理解と援助
障害を持つ子どもの心理について自分で調べる
 
12 基本的生活習慣獲得の援助
学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
13 集団生活と遊びの援助
学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
14 保護者や家族への支援
子育て支援との関係について自分で調べる
 
15 まとめ 今までの学習内容を振り返り、さらに理解を深める
 
16 期末試験(レポート) 今まで学習したことについて、自分でまとめて振り返り、期末試験(レポート)を作成することを通して、課題を発見する。
 

履修上の注意
グループワークが中心となってくるので、活発な意見交換を通して、お互いに啓発し合えるような、積極的な態度で授業に臨んで欲しい。

成績評価方法・基準
平常点(50%)、期末試験(50%)で総合的に評価する。平常点については、授業に中に発表したりするなどの積極的な授業への参加態度を高く評価する。期末試験(レポート)は添削して返却する。

教科書
〔演習・保育と障害のある子ども〕〔野田敦史・林恵 編〕〔みらい〕〔2,300円〕

参考書
授業の中で指示する

備 考
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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