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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  児童文化
[ B-3-c-19-2-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:子専1年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択
 子ども生活専攻科目
 安 藤 倫 子

授業概要
フェルトや布地等、柔らかな素材を使った児童文化財の魅力を知り、自ら作成できるよう裁縫と手芸の技術を学ぶ。幼児の発達を踏まえ、各自が題材を選定、幼児の興味を引き出す仕掛けを取り入れた「手袋シアター」「エプロンシアター」を製作する。また、自分で作った作品を使い発表することで、2年生での実践に備える。担当者は保育士の経験を生かし、題材選定や仕掛け、楽曲の取り入れ方、発表の方法について個別に相談に応じる等きめ細やかな授業を行う。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
布地を用いた製作過程の基礎を習得する。
0.5 0.3 0.2
 
製作品に合わせた素材を選び、素材や用途に適した手法を理解する。
 
幼児の発達過程や興味関心に考慮した製作、及び発表をする。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 「授業内容と進め方」「用具と材料」の説明
手袋シアター:担当者作成の題材の提示、選定
基礎縫い①:型紙、フェルト裁断、刺繍(バックステッチ、アウトラインステッチ等)
・手袋シアターの題材選定、オリジナルの場合はイメージ図を記入し次回提出及び確認
・基礎縫い(刺繍等)仕上げ
 
2 手袋シアター:題材確認
基礎縫い②:刺繍(フライステッチ、ブランケットステッチ、たてまつり等)
・基礎縫い(ピンクッション)仕上げ
・手袋シアターの型紙用意(オリジナルの場合)
 
3 手袋シアター①:型紙、フェルト裁断、顔の表情や模様等、刺繍、マジックテープを縫い付ける ・マスコット製作(1/4仕上げ)
 
4 手袋シアター②:マスコットに綿を入れて縫い合わせる
エプロンシアター:題材選定、台本作成の説明(全員オリジナル)
・マスコット製作(1/2仕上げ)
・エプロンシアターの題材選定、イメージ図を記入し次回提出と確認

 
5 手袋シアター③:背景を縫い付け、トイクロスをつける
エプロンシアター:イメージ図を基に個別確認
・マスコット製作(3/4仕上げ)
 
6 手袋シアター④:仕上げ、発表に備え練習する
エプロンシアター:イメージ図を基に個別確認
・手袋シアター完成、次回の発表に備え台本暗記、動かし方の練習
(発表ポイント:対象者は幼児)
 
7 手袋シアター⑤:手袋シアター発表(作品カードに製作や発表の感想・他者の発表を見て気づいた事等記入し提出)
エプロンシアター:製作で使用する材料について説明(エプロン以外の材料は各自購入)
・手袋シアターの修正、及び作品カード記入、次回提出
・エプロンシアターの材料は各自準備。次回、布に型を写す作業から入れるよう実物大で型紙作成(コピーも可)
 
8 エプロンシアター①:フェルトや布地に型を写す、裁断
手袋シアター:作品や発表について個別に評価
・マスコット製作(1/5仕上げ)
 
9 エプロンシアター②:フェルトや布地を裁断、顔の表情や模様等を刺繍する ・マスコット製作(2/5仕上げ)
 
10 エプロンシアター③:模様等を刺繍、縫い合わせる ・マスコット製作(3/5仕上げ)
 
11 エプロンシアター④:綿を入れて縫い合わせる ・マスコット製作(4/5仕上げ)
 
12 エプロンシアター⑤:綿を入れて縫い合わせる、マジックテープを縫い付ける(ミシンも可) ・マスコット完成
 
13 エプロンシアター⑥:背景の型を布地やトイクロスに写し裁断、エプロンに縫い付ける(ミシンも可) ・背景製作(1/2仕上げ)
 
14 エプロンシアター⑦:背景等の仕上げ、台本を覚えて動かし方を練習する ・エプロンシアター完成、発表に備えて台本暗記、動かし方の練習
(発表ポイント:対象者は幼児)
 
15 エプロンシアター⑧:エプロンシアター発表(作品カードに製作や発表の感想・他者の発表を見て気づいた事等記入し提出) エプロンシアターの修正、及び作品カードを記入、次週まで提出
 
16 期末試験(課題提出による) 手袋シアター、エプロンシアターの作成、授業時間内で終わらない作業は自習し完成させる。発表及び提出を期末試験とみなし、プリントの試験は行わない。
 

履修上の注意
毎時間、裁縫道具を持参。製作物と進度は個々に異なるので自ら質問し、製作過程を積極的に確認しながら丁寧に取り組むこと。説明と異なる手法での製作品は評価基準外とする。
材料費(手袋・エプロン代含む)3,500円。

成績評価方法・基準
課題作品・提出物(60%)計画的に取り組む授業姿勢(自習を含む)(40%)
発表・課題作品について、授業の中でフィードバックし個人にコメントを付ける。
授業態度、授業中にできなかった作業の自習、完成作品を使った発表の仕方を期末試験の代替とし評価する。

教科書
授業前にプリントを配布

参考書
なし

備 考
質問等については、授業終了後に受付ける。

 
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