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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  教育課程論
[ B-3-c-01-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(16 + 29)
 対象学科:子専2年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択/幼免(必)
 子ども生活専攻科目
 佐 藤 哲 也

授業概要
 本講義では、教育課程に関する基礎的知識を教授し、幼児教育・保育における指導計画の意義と必要性を解説する。また、幼稚園教育要領の変遷、改訂ポイントを取り上げ、社会との関連を議論する。さらに教育課程の編成方法や、評価を反映させるカリキュラム・マネジメントの視点を教育課程経営の視点から解説する。また小学校との連携方法など、現代の教育課程の抱える課題と展望を踏まえつつ、グループ学習や発表等などの時間を設け学生同士で議論し合う中で、より望ましい教育課程とはどのようなものかを考えていきたい。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
1.教育課程に関する基礎的な知識や考え方を習得する。
0.15 0.15 0.5 0.2
 
2.幼稚園教育要領の変遷と内容を理解する。
 
3.教育課程の編成方法と評価の意義を理解する。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 カリキュラムの基本原則 (事前)シラバスを確認し、学習内容を見通す。
(事後)配布資料を読む。
 
2 カリキュラム理論と類型 (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
3 カリキュラム・マネジメントの展開 (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
4 幼児教育カリキュラムの歴史 (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
5 幼稚園における長期の指導計画作成の実際 (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
6 保育所における長期の指導計画作成の実際 (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
7 行事活動・プロジェクト活動の指導方法・援助 (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
8 幼保小連携カリキュラム(接続期のカリキュラム) (事前)配布資料を読んでくる。
(事後)配布資料を読む。
 
9 期末試験(レポートの作成) (事前)期末試験に備えて授業での学習内容を復習しておく。
(事後)試験での出題箇所を講義資料で確認する。
 

履修上の注意
・配布資料が多いので、ファイリング等して失くさないようにすること。
・毎回の課題の提出をもって出席と扱う。期限を過ぎてからの提出は、出席確認として受領するが、平常点としての「加算」はしない。

成績評価方法・基準
・平常点(毎回の課題への取り組みと内容)50%、期末試験50%
・毎回の課題については、次回の授業の冒頭でフィードバックする。
・期末試験(レポート)については、解答例、出題意図等の解説を配布することでフィードバックとする。
その他、詳細についてはオリエンテーションで説明する。

教科書
適宜、プリントを配布する。

参考書
〔「10の姿」をこえる保育実践のために〕〔佐藤哲也他偏重〕〔解放出版〕〔1,760円〕
〔子ども白書2023〕〔日本子どもを守る会編〕〔かもがわ出版〕〔2,800円〕
〔幼稚園教育要領解説〕〔文部科学省〕〔フレーベル館〕〔240円〕
〔幼幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〕〔内閣府・文部科学省・厚生労働省〕〔フレーベル館〕〔350円〕
〔保育所保育指針解説〕〔厚生労働省編〕〔フレーベル館〕〔320円〕

備 考
質問等については、授業終了時あるいは電子メールで受け付けます。

 
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