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シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(15 + 60) |
対象学科:子専1年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択/保育(必) |
子ども生活専攻科目 |
大瀬戸 美 紀 |
授業概要 |
社会福祉論は、保育士養成課程において保育の本質・目的の理解のための科目である。社会福祉は、憲法第25条の生存権規定を基盤として、その理念を具体化するべく、体系が築かれている。そして、現在に至っても多くの社会福祉問題を解決を目指して、社会福祉体系は変化を続けている。そこで、変化を続ける社会福祉の歴史的展開や基本的理念・原理について概観する。その中で、最近の社会福祉の動向を知り、保育士に期待される役割について考え、自らの「専門性」についての自負や役割意識を培うことができるようにする。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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①社会福祉に関する基礎的知識を身に付けることができる |
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②社会資源を活用して子どもを守るための具体的な手法を身に付けること ができる |
③保育士に期待される社会的役割を考え、自主的に援助ができるようになる |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | オリエンテーション |
授業の内容を把握し、今後の授業計画について知る |
2 | 社会福祉の理念 | 社会福祉の理念について目を通し、分からなかったところを把握する |
3 | 人権とは何か | 人権について復習し、分からなかったところを把握する |
4 | 社会福祉の史的展開 | 福祉の歴史について目を通し、社会福祉の方向性について把握する。 |
5 | 欧米における社会福祉の成り立ち | 欧米の福祉制度の成り立ちについて目を通し、福祉の成り立ちについて把握する |
6 | 社会福祉の制度体系 | 学習内容にあらかじめ目を通し、分からなかったところを把握する |
7 | 社会福祉関係各法(1)‐「児童福祉法」を中心として‐ | 「児童福祉法」に目を通してくる |
8 | 社会福祉関係各法(2)‐「社会福祉法」を中心として‐ | 「社会福祉法」に目を通してくる |
9 | 社会福祉の制度体系の中の保育の位置づけ | 保育が福祉制度の中でどのような役割をになっているか目を通し、分からなかったところを把握する |
10 | 子ども家庭福祉の法体系の基盤 | 子ども家庭福祉について、事前に調べてくる。 |
11 | 子ども家庭福祉の制度・行政・機関 | 児童相談所について、事前に調べてくる。 |
12 | 社会福祉における保育士の役割について | 自分の保育観について、考えてみる |
13 | 社会福祉制度と福祉サービス供給システムの多元化 |
事前にテキストに目を通してくる。 |
14 | 社会福祉制度の現状と課題 | 学習内容を復習し、分からなかったところを把握する |
15 | まとめ |
今までの学習内容を振り返り、さらに理解を深める |
16 | 期末試験(レポートによる) | 今まで学習したことについて、自分でまとめて振り返り、期末試験(レポート)を通して、課題を発見する。 |
履修上の注意 |
社会福祉は、「生活」に密着した学問分野なので、日頃から自分の身の回りで起きている出来事などについて興味・関心を持ち、新聞等を読んで知識を深めることが望ましい |
成績評価方法・基準 |
平常点(50%)、期末試験(50%)で総合的に評価する。平常点については、授業に中に発表したりするなどの積極的な授業への参加態度を高く評価する。また、期末試験(レポート)については模範解答を配布し、学習の振り返りができるようにする。 |
教科書 |
〔生活事例から見る社会福祉〕〔吉田眞理 著〕〔青踏者〕〔1900円〕 |
参考書 |
授業の中で指示する |
備 考 |
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワーに受け付ける。 |
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