大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ

シラバス(公開版)

2024年度 

 
  教職概論
[ K-4-a-02-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専1年・健専1年・美表1年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択
 教職に関する科目
 永 田 和 寛

授業概要
「教師」とはどんな存在だろうか。この問いについて、教師の存在意義や制度、求められる資質能力の観点から概説することを通して、受講者それぞれが教職を志望することの意味を考えること。これが本授業の目的である。
本授業は、次の(1)~(3)の問いに従って、講義や演習の形式で進める。
・(1) 教師とはどのような存在であり、社会の中でどのような役割を期待されているのか。(第2~6回)
・(2) 教職はどのような制度によって成り立っているのか、その課題は何か。(第7~10回)
・(3) 教師の仕事はどのようなものであり、そのために求められる資質能力は何か。(第11~15回)

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・(1)公教育の役割や教師の存在意義を理解し、自らの理想の教師像を抱くことができる。
・(2)教職に関する制度について理解し、その諸課題について自らの考えを持つことができる。
・(3)教師に求められる資質・能力を理解し、それを自らの教職課程の指針することができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス
受講者の「教師」観のふりかえり(演習)
(事前)印象に残っている「先生」を思い出す。
(事後)講義資料を読み直す。
 
2 公教育の役割と教師の存在意義 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
3 教師という仕事の特徴―他の職業との比較 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
4 教師に求められる役割Ⅰ―教職観の変遷から (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
5 教師に求められる役割Ⅱ―現代の課題から (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
6 私の理想の教師像を考える(演習) (事前)第1~5回の資料・内容を整理する。
(事後)小レポート課題に取り組む。
 
7 教職への道―教員養成制度 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
8 教師としての学び―教員研修 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
9 教師の責任―教員の服務と身分保障 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
10 教職制度をめぐる課題を考える(演習) (事前)第7~9回の資料・内容を整理する。
(事後)小レポート課題に取り組む。
 
11 教科指導という仕事 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
12 生徒指導という仕事 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
13 学級経営という仕事 (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
14 学校経営という仕事(チーム学校への対応を含む) (事前)前時に提示された事前課題に取り組む。
(事後)講義資料を読み直す。
 
15 教師に求められる資質能力を考える(演習) (事前)第11~14回の資料・内容を整理する。
(事後)小レポート課題に取り組む。
 
16 最終試験 (事前)講義資料を内容を復習する。
 

履修上の注意
・第1回のガイダンスで講義の諸注意を伝えます。必ず出席してください。
・受講者どうしのペアワークやグループワークを実施します。配慮が必要な場合は申し出てください。

成績評価方法・基準
・毎回のふりかえり(10%)、第6・10・15回に提示する小レポート(30%)、最終試験(60%)で成績評価をします。
・各小レポートの評価基準は授業内で提示します。
・ふりかえり及び小レポートについて、提出期限を守れなかった場合は原則成績評価の対象にはしません。

教科書
・教科書は指定しません。授業で配布する資料を用います。

参考書
・授業内で紹介します。

備 考
・教育職員免許状の取得に必要な授業科目です。
・質問等については、授業の前後や、Google Classroomで受け付けます。

 
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved.