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シラバス（公開版）
2021年度
[ C-4-d-04-4 ]
| 単位：4 単位 |
| 対象学科：生美４年 |
| 授業形態：講義 学期：通年 |
| 教職に関する科目 |
| 加美山 裕 子 |
| 授業概要 |
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教育実習の持つ意義等について理解を深め，授業実践への意欲を高める。模擬授業の展開にあたり，教材の分析や指導案作成の手順を具体例に即して把握させ美術指導の実践力を養いたい。題材の展開や授業の進め方などを模擬授業の中で理解させるとともに，美術指導における「指導と評価のあり方」や美術教育の意義やねらいについての自己の考えをしっかりと持つことができるようにしていきたい。 |
| 授業の到達目標 |
| 授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
| ・美術科における効果的指導力の向上を目指し学習指導要領についてその全体構造を理解，把握している。 |
| ・子どもの発達段階における思考力や学力等の実態を考慮した授業計画を立案できる。 |
| ・美術科の特性に応じた教材の選択や情報機器の活用法について理解し，自己の授業設計に活用していくことができる。 |
| ・美術科の指導理論の理解，把握の下に学習指導案の作成がスムーズにできて，それに基づいた模擬授業の実践を充実させることができる。 |
| ・美術科における学習の評価について理解し，授業計画に取り入れて活用することができる。 |
| ・美術教育の持つ意義と目標を理解，把握し，そこから学校現場における実践感覚を育み，自己の指導力の向上に努めることができる。 |
| 授業計画の内容 |
| 回 | 授業計画の内容 | 自修（事前・事後学修の内容） |
| 1 | オリエンテーション，美術教育について | 配布されたレジュメによく目を通し，ファイリングを始める。 |
| 2 | 教育実習での留意事項と心得① | 実習校訪問時のあいさつ等の練習をしておく。 |
| 3 | 教育実習での留意事項と心得② | レジュメを熟読し，実習時のイメージを持つ。 |
| 4 | 学習指導案の書き方〈確認〉 | 復習と確認を行う。 |
| 5 | 美術教育の確立①（義務教育の目指すもの） | レジュメを熟読しておく。 |
| 6 | 美術教育の確立②（美術教育の持つ教育力） | レジュメを熟読しておく。 |
| 7 | 中学校での美術の授業①（美術教育の特色） | レジュメを熟読しておく。 |
| 8 | 中学校での美術の授業②（題材について） | レジュメを熟読しておく。 |
| 9 | 年間指導計画の実際について | 基本的な考え方を理解し，次回の作成に生かせるようにする。 |
| 10 | 年間指導計画案作成① | 指導計画案の作成を進める。 |
| 11 | 年間指導計画案作成② | 指導計画案を完成させ，次回提出。 |
| 12 | 教育実習報告① | 自己の報告書をまとめる。 |
| 13 | 教育実習報告② | 自己の報告書をまとめる。 |
| 14 | 教員採用試験に向けて・諸注意 | 自己の模擬授業の準備や練習を行う。 |
| 15 | 教育実習時の指導案による模擬授業① | 自己の模擬授業の準備や練習を行う。 |
| 16 | 教育実習時の指導案による模擬授業② | 模擬授業から学んだことをまとめておく。 |
| 17 | 教育実習の講評とまとめ. | 教育実習の反省とまとめをし，報告書を提出できるよう準備する。 |
| 18 | 美術の授業の特色（授業づくりの基本的留意点） | レジュメを熟読しておく。 |
| 19 | 美術教育の評価と指導①（学びと評価） | レジュメを熟読しておく。 |
| 20 | 美術教育の評価と指導②（絶対評価と指導の実際） | レジュメを熟読しておく。 |
| 21 | 学習指導案の作成について | レジュメを熟読し，題材について考えておく。 |
| 22 | 題材分析と評価をふまえた指導計画 | 題材の分析表を完成させ次回提出。 |
| 23 | 学習指導案の作成① | 授業で使用する資料や参考作品の準備を始める。 |
| 24 | 〃 ② | 授業で使用する資料の調達，自作参考作品の準備を進める。 |
| 25 | 〃 ③ | 指導案を完成させる。 |
| 26 | 模擬授業発表 ① | 自己の模擬授業の準備や練習を行う。 |
| 27 | 〃 ② | 自己の模擬授業の準備や練習。 |
| 28 | 〃 ③ | 自己の模擬授業の準備や練習。 |
| 29 | 〃 ④ | 自他の模擬授業から学んだことを振り返り，美術科の指導の基本やポイントについてまとめておく。 |
| 30 | 模擬授業の講評，美術科指導理論のまとめ | 配布された全レジュメのファイリングを確認。 |
| 履修上の注意 |
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・講義時に適宜配布するレジュメを順次ファイリングしていき，受講の際は必ず持参すること。 ・自主的，意欲的に受講し，講義中は進んでメモを取るなど自己の学修の積み重ねに努め，提出物は期限厳守で提出すること。 |
| 成績評価方法・基準 |
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レポート・提出物（学習指導案，年間計画，題材分析 他）（50％）， 模擬授業 （40％），受講態度 （10％）（積極的な態度） ・提出されたレポート等は，後日添削して返却する。 ・模擬授業演習は，授業でのフィードバックと紙面による講評および意欲づけ（個々に）を行う。 |
| 教科書 |
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〔中学校学習指導要領美術編〕〔文科省〕〔127円前後〕 〔高等学校学習指導要領芸術編〕〔文科省〕〔545円前後〕＊３年次に購入のものを継続して使用する。 ＊授業毎に適宜，テキストに代わるプリント（レジュメ）を配布する。 |
| 参考書 |
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〔中学校美術科教科書〕〔日文出版〕〔1，000円前後〕，〔中学校美術資料集〕〔秀学社編〕〔790円〕 ＊３年次に購入のものを継続して使用する。 |
| 備 考 |
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質問については，授業終了時に受付けます。 |
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