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シラバス(公開版)

2021年度 

 
  家庭科教育法Ⅱ
[ K-4-d-02-4 ]
 

 単位:4 単位
 対象学科:服専4年・健専4年
 授業形態:講義 学期:通年
 教職に関する科目
 石 川 り か

授業概要
家庭科および家庭科教育を理解し、中学校「技術・家庭」の家庭分野及び高等学校家庭科の授業のための実践力を修得する。そのための学習計画・指導法・評価・教材研究の進め方・教材教具の作成等演習を重視して、総合的・実践的な学習を深め、教育実習をより効果的に行う能力と態度を育成する。あわせて現代を生きる力を養成するための家庭科教育の望ましい指導の在り方について理解を深める。
高等学校家庭科教員の経験を生かして、アクティブラーニング形式で授業を進めていく。

授業の到達目標
 
授業の到達目標 学位授与の方針との関連
 
・中学(高等学校)家庭科の指導要領を理解した上で指導案を計画し、それに基づいた模擬授業の実践をすることができる。
 
・中学(高等学校)家庭科の指導要領を理解した上で教材研究、教材教具の作成を行うことができる。
 
・家庭科における学習の評価について理解し、授業計画に取り入れることができる。
 

授業計画の内容
 
授業計画の内容 自修(事前・事後学修の内容)
 
1 ガイダンス:年間予定
教育実習について 模擬授業実践計画
学習指導要領をよく読んで、教育実習を行う学校(中・高)の学習指導要領をまとめる
 
2 教育実習:教育実習事前指導 教材研究・指導案 教育実習で行う学校の(中・高)の教材研究
・指導案を調べてまとめる。
 
3 教員採用試験にむけて・指導細案作成方法 前回の教材研究・指導案をさらに深める
 
4 学習指導:模擬授業実践に向けて(教材研究の要点) 教材研究についての資料を集めて、具体的に
教材を作成し、次回提出
 
5 情報機器の操作と活用法 情報機器についての操作と活用方法について、具体的な活用方法を調べる。
 
6 模擬授業Ⅰ:模擬授業実践①(導入の工夫・展開の山場) 模擬授業内容のタイムテーブルを作成
 
7 模擬授業Ⅰ:模擬授業実践②(まとめの工夫) 模擬授業内容のポイントをまとめる
 
8 模擬授業Ⅰ:模擬授業実践③(板書の工夫) 模擬授業内容の板書すべきことをまとめる
 
9 模擬授業Ⅰ:模擬授業実践④(評価の工夫) 模擬授業内容の評価についてまとめる
 
10 模擬授業Ⅰ:模擬授業実践⑤(教材教具の工夫と掲示) 模擬授業内容の教材教具について作成し、次回
発表できるように準備
 
11 教育実習のまとめ:教育実習の反省・評価・まとめ 模擬授業内容についてアンケート用紙を作成
 
12 教育実習研究授業実践発表会・評価 ① 教育実習研究授業内容について、自分で授業の準備をし、授業する①
 
13 教育実習研究授業実践発表会・評価 ② 教育実習研究授業内容について、自分で授業の準備をし、授業する②
 
14 教育実習研究授業実践発表会・評価 ③ 教育実習研究授業内容について、自分で授業の準備をし、授業する③
 
15 模擬授業実践の反省・評価 教員採用試験に向けて 教員採用試験に向けての準備・集団面接練習
 
16 学習指導計画:体験・実習・実験学習指導法 学習指導計画表の作成
 
17 実践学習指導①:実践学習の進め方(シニア体験学習) 体験学習の感想をレポートにまとめる
 
18 実践学習指導②:実践学習の進め方(幼稚園訪問体験) 体験学習の感想をレポートにまとめる
 
19 実験・実習学習指導の進め方①:食物分野 食物分野の実習・実験の例をレポートにまとめる
 
20 実験・実習学習指導の進め方②:衣生活分野 衣生活分野の実習・実験の例をレポートにまとめる
 
21 模擬授業の計画:模擬授業指導案作成(食物・衣生活分野) 模擬授業指導案作成(食物・衣生活分野)
 
22 模擬授業Ⅱ(食物分野):実験学習指導①(導入の工夫) 授業内容のタイムテーブルを作成
 
23       実験学習指導②(展開の工夫・山場) 授業内容のタイムテーブルの工夫・補足
 
24       実験学習指導③(板書・学習プリント) 学習プリントの作成
 
25       実験学習指導④(教材教具の工夫) 実習教材作成・試作・レポート作成
 
26 模擬授業Ⅲ(衣生活分野):実験学習指導①(導入の工夫) 授業内容のタイムテーブルを作成
 
27       実験学習指導②(展開の工夫・山場) 授業内容のタイムテーブルの工夫・補足
 
28       実験学習指導③(板書・学習プリント) 学習プリントの作成
 
29       実験学習指導④(教材教具の工夫) 実習教材作成・試作・レポート作成
 
30 まとめ:模擬授業のまとめと評価・反省 模擬授業Ⅱ・Ⅲの感想をレポートにまとめる
 

履修上の注意
・受講は、自分が教育実習で授業を行うことを想定し、家庭科を指導できる実践的指導を身につけるためにも、家庭科の教科書(中・高)・指導要領の精読を心掛ける。
・家庭科の内容は多岐にわたり、日々変化している内容もあります。生きること、生活すること、社会の動きに常に敏感で好奇心を持つ。さらに家庭科で取り扱う内容について、日常生活の中で考え実践する態度や意欲が重要です。

成績評価方法・基準
定期考査40% レポート・提出物30%、模擬授業の実践30%(学習指導計画案、指導技術、態度等)
提出されたレポートは、後日添削して返却する。

教科書
家庭科教育法Ⅰで使用したものを継続使用する

参考書
家庭科教育法Ⅰで使用したものを継続使用する
 〔新版授業力UP 家庭科の授業〕〔伊藤葉子編著〕〔日本標準〕〔2,000円〕

備 考
・授業終了時に質問を受け付けます。
・都合により、授業計画の順番を変更することがあります。
・やむを得ない事由により、欠席することが事前にわかっている場合は申告すること

 
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