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シラバス(公開版)
単位:1 単位 |
対象学科:健専4年 |
授業形態:演習 学期:後期 |
健康栄養学専攻科目 |
栗 山 孝 雄 |
授業概要 |
本演習では、「公衆栄養学」や「公衆衛生学」等で学習した人間の生活圏である地域、市町村、都道府県のレベルを中心に、そこで展開される「地域栄養活動」に関して、以下の点を扱う。 【1】地域における健康面や栄養面、食生活に関する事例や課題より、現状や問題点を把握する。その上で、対策や政策などについて、食生活や栄養摂取、栄養改善の視点から検討する。 【2】「地域栄養活動」に関連する時事問題について解説する。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
地域が抱える健康・栄養に関する課題の対処方法、解決方法を身につける。② |
2,3,4,5,6,7,9 |
地域栄養活動を行う際に必要な知識や技術を身につける。 |
2,3,4,5,6,7,9 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | 「栄養まつり」(主催:宮城県栄養士会)①:参加(学外で実施) |
ポピュレーションアプローチの実際を学ぶ。 |
2 | 「栄養まつり」②:振り返り、まとめ | 体験、見学したことを振返り、地域栄養活動のポイントを考える。 |
3 | 健康づくりに関する普及・啓発活動①:キャッチコピーの作成 |
健康に関する情報発信について考える。 |
4 | 健康づくりに関する普及・啓発活動②:キャッチコピーの発表、まとめ | 健康に関する情報発信のポイントを理解する。 |
5 | 持続可能な開発目標(SDGs)と地域栄養活動 |
17のゴールと地域栄養活動との関連性を考える。 |
6 | 地域栄養活動の展開事例 | 事例より活動のポイントを学習する。 |
7 | 地域の栄養課題の現状と対応 |
栄養課題の問題点より、対策を考える。 |
8 | 地域の健康課題の現状と対応 | 健康課題の問題点より、対策を考える。 |
9 | 災害発生時の公衆栄養・公衆衛生に関する活動 |
事例より、現状の把握、課題を考える。 |
10 | 国民健康・栄養調査 最近の動向について①:健康面 | 健康面に関する特徴を把握する。 |
11 | 国民健康・栄養調査 最近の動向について②:栄養面 |
栄養面に関する特徴を把握する。 |
12 | 国民健康・栄養調査 所得との関連性 |
所得が関係する事項について理解する。 |
13 | 各種組織・団体による地域栄養活動の展開について①: 食品関係の企業・団体 |
活動の展開について理解する。 |
14 | 各種組織・団体による地域栄養活動の展開について②: 健康関係の企業・団体 |
活動の展開について理解する。 |
15 | 地域栄養活動の今後について | 学習した内容をもとに考える。 |
履修上の注意 |
①遅刻は、始業時から15分以内とする。それを越えた場合は原則「欠席」とする。ただし、通学時の事故等、やむを得ない理由の場合は考慮するので、必ず教員に申告すること。 ②内容によっては授業時間外、集中講義期間等に行うものもある。 ③1回目は学外での実施となる予定。開催日時等については、後日連絡する。なお、ガイダンスや準備等については、前期開講の「地域栄養活動演習Ⅰ」で実施する。 ④状況等により、授業の順序を変更する場合がある。 ⑤本科目の単位を取得できないと、管理栄養士国家試験受験資格を取得できない。 |
成績評価方法・基準 |
・提出物(課題、ミニットペーパー等(60%)、受講態度(40%)を総合して、成績評価を行う。 ※受講態度については、①遅刻が多い、②提出課題の提出期限を守らない、③演習中に演習とは関係ない行為を行うなど、問題のある者は、状況に応じて減点する。 ・提出物については、後日フィードバックを行う。 |
教科書 |
〔公衆栄養学〕〔荒牧礼子ほか〕〔化学同人〕〔2,600円〕 |
参考書 |
なし。授業内で紹介する。 |
備 考 |
質問等については、授業終了時またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)にて受付ける。 |
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