大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位:1 単位 |
対象学科:健専3年 |
授業形態:実習 学期:前期 |
健康栄養学専攻科目 |
髙 橋 文 |
授業概要 |
本科目は、治療食の献立作成および食事提供を行ってきた経験を活かし、臨床栄養学Ⅱで学修した栄養食事療法を基に、疾患別の献立作成について指導する。一般食の食品構成および献立作成の基礎から、疾患別の治療食献立への展開方法について学び、作成した献立を調理し供食を通じて評価と検討を行う。献立作成には疾患についての知識が必須であり、調理実習ではグループで行うため、コミュニケーションが必要とされる。この一環の流れを通して、治療食の特色を学び、多様化する病態に対応できる実践能力とチームとしての役割について修得する。 |
授業の到達目標 |
授業の到達目標 | 学位授与の方針との関連 |
治療食の種類および特徴について理解し、説明できる。 | 3,5 |
疾患および病態に応じた適切な治療食の献立作成ができる。 | 3,5 |
献立表を基に、調理、盛付、供食を行い、治療食の評価ができる。 |
3,5,7 |
授業計画の内容 |
回 | 授業計画の内容 | 自修(事前・事後学修の内容) |
1 | ガイダンス、臨床栄養学と食事療法について | 第1章(p2~12)を予習・復習する |
2 | 一般治療食と特別治療食について、食品構成と献立作成 | 第1章(p13~22)を予習・復習する |
3 | 一般治療食の献立作成 | 第2章(p25~44)を予習・復習する |
4 | エネルギーコントロール食について、糖尿病食品交換表の活用方法 | 第3章(p45~52)・4章(p84~97)を予習・復習する |
5 | エネルギーコントロール食の献立作成,調理実習の説明 | グループ内で献立表・材料・作業工程等を確認する |
6 | 調理実習(一般治療食) | 調理実習の内容をまとめておく |
7 | 塩分制限食について,調理実習の説明 | ・第3章(p68~75)・4章(p107~117)を予習・復習する ・グループ内で献立表・材料・作業工程等を確認する |
8 | 調理実習(塩分制限食) | 調理実習の内容をまとめておく |
9 | 脂質コントロール食(献立作成)について,調理実習の説明 | ・第3章(p62~67)・第6章(p173~181)を予習・復習する ・グループ内で献立表・材料・作業工程等を確認する |
10 | 調理実習(エネルギーコントロール食) | 調理実習の内容をまとめておく |
11 | たんぱく質コントロール食(献立作成)について,調理実習の説明 | ・第3章(p62~67)・第5章(p125~135)を予習・復習する ・グループ内で献立表・材料・作業工程等を確認する |
12 | 調理実習(脂質コントロール食) | 調理実習の内容をまとめておく |
13 | 特殊治療食(低たんぱく食)の試食、調理実習の説明 | グループ内で献立表・材料・作業工程等を確認する |
14 | 調理実習(たんぱく質コントロール食) | 調理実習の内容をまとめておく |
15 | 嚥下調整食および食事介助について | 第8章(p221~224)を予習・復習する |
履修上の注意 |
・調理実習の際には清潔な調理衣(白衣・調理ズボン)を着用し、身支度・衛生管理を徹底すること。 ・献立作成および栄養価計算等を行うため、食品成分表、電卓を持参すること。 ・実習に関する内容についてはノート等にまとめておくこと。 |
成績評価方法・基準 |
・課題60%(提出期限を厳守すること。未提出の場合には評価の対象とはしない。)、受講態度40%(積極的な態度、作業の進め方、チームへの協力度など)を総合的に判断して評価する。 ・課題提出については、適宜フィードバックを行う。 |
教科書 |
・臨床栄養学実習書 第12版〔玉川和子 他〕〔医歯薬出版〕〔2970円〕 ・臨床栄養学実習 フローチャートで学ぶ臨床栄養管〔中村富予 他〕〔建帛社〕〔2860円〕 ・糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版〔日本糖尿病学会〕〔文光堂〕〔990円〕 |
参考書 |
なし適宜プリント配布 |
備 考 |
・都合により、授業計画の順番等を変更することがある。 ・質問等については、オフィスアワー以外でも受け付ける。 |
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved. |