三島学園からのお知らせ

三島学園栄誉賞授与者の決定について
2013年 1月 16日

 この度,三島学園栄誉賞褒賞者推薦委員会の答申に基づき,下記の本学園高校生に三島学園栄誉賞を授与することを決定したのでお知らせします。

 氏 名  亀 山  楓(かめやま かえで)

(東北生活文化大学高等学校普通科3年5組)

業 績

 亀山 楓さんは、平成24年10月29日~1月4日に韓国で行われた第3回アジアパラバドミントンチャンピョンシップ2012に、日本代表の一人として出場し、女子ダブルス金メダル、女子シングルス銀メダル、混合ダブルス銅メダルに輝いたほか、第21回日本障害者バドミントン選手権大会において女子ダブルス優勝、女子シングルス準優勝など国内外において活躍し、卓越した業績を挙げられました。
 この活躍は、障害者スポーツ界の発展に多大の貢献をされたことはもとより、本学園にとっても非常な名誉であり、学園の誇りとして夢と希望をもたらすものであります。
 また、亀山 楓さんは、人格円満で芯が強く、バドミントン部と勉学の両立に努め、全生徒の規範となる人物であります。
 以上の理由により、亀山 楓さんに三島学園栄誉賞を授与することに決定しましたので、この決定を学園内外の皆様にお知らせすると共に、3月3日の高校卒業式当日に表彰式を行うことを合わせてお知らせします。  

学校法人三島学園 理事長 浅 尾 豊 信

 

※「三島学園栄誉賞」とは… 

 三島学園栄誉賞は,平成21年度に,国際スポーツ大会で活躍した二人の高校卒業生を讃えようと提案され,理事会で栄誉賞授与規程を定め,平成21年12月1日から施行されています。

 授与規程の第2条に,「理事長は,本学園関係者が,国の内外において,教育・研究活動,文化活動又はスポーツ活動において卓越した業績を挙げ,本学園の誇りとして夢と希望を与えることにより本学園の活力増進に寄与したとき,本規程所定の選考方法に従って選考された者に対し,三島学園栄誉賞を授与してこれを褒賞する。」と規定されています。

 輝く第1号の受賞者は,平成16年高校卒の柳川奈美子さん(尚絅短大卒,日立グループ会社勤務)で,デフ(聴覚障害)バレーボールの世界大会に日本代表チームの一員に選ばれて出場し,2008年の第1回デフバレーボール世界選手権大会(アルゼンチン)では準優勝し、その中心選手として活躍した柳川さんは個人ベストレシーバー賞も受賞しました。また,翌年の2009デフリンピックバレーボール大会(台湾)においては銅メダルを獲得し,これらの活躍を讃え,難聴者のハンディを克服して立派な成績を残したことが受賞につながりました。

 また,平成17年高校卒の石田奈々さんは,東北福祉大女子ソフトボールチームの中心選手として活躍し,平成21年度大学女子ソフトボール日本代表に選抜され,7月に台湾で行われた「第8回ワールドゲームズ2009 in 高雄」に大学女子日本代表チームの一員として出場して見事金メダルを獲得したほか,同年8月に開催された文部科学大臣杯第44回全日本大学女子ソフトボール選手権大会では東北福祉大を優勝に導いた活躍が認められ,第2号の受賞者となりました。