2月14日(日)「フォレスト仙台フォレストホール」において、公益社団法人宮城県栄養士会主催による「第50回宮城県栄養士研究大会」が開催され、学生発表特別枠で健康栄養専攻4年生の佐竹瞳さん、阿部真衣さん、遠藤美沙希さんが「宮城県の郷土料理の伝承に関する調査~高校生とその家族の意識から~」の研究を発表しました。

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学生は宮城県内の5つの地域の高校2年生とその保護者を対象に地域における郷土料理の特徴、調理能力および伝承意識について解析し、次世代への伝承を高める方策の検討をしました。調査の結果、生徒、保護者とも郷土料理を次世代に伝えたい意識は高いが、郷土料理を作っている家庭は、全体の半数以下でした。家庭で調理をする生徒の割合は少ないが、学校で郷土料理を作ったことがある者も多く含まれていました。伝承には生徒が「1人で作ることができる」ことが重要と思われるため、生徒と保護者が知っている郷土料理をまとめ「伝承したい宮城の郷土料理集」を作成し協力高校に配布しました。参加していただいた中学校の栄養教諭の先生から、学校の給食で好まれる宮城の郷土料理はずんだ餅(甘いから)で、特にとろみのある汁(おくずかけ)は人気がないと教えていただきました。

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午後は業者の展示会場の見学と教育講演「うま味の効果」「運動生理について」を聴講し、学生にとって実りある一日となりました。

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文責 半澤 真喜子

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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