親子クッキング教室「親子で夏越の祓のご飯を作ろう~親子で日本の文化に親しもう~」
健康栄養学専攻
期日 令和3年6月26日 場所 本学 メンバー 健康栄養学専攻学生31名 指導・サポート 深澤律子講師、伊藤常久教授
この料理教室は、虹の丘児童センターとの共催で、健康栄養学専攻の食物学研究室(深澤講師)が、例年「親子で日本の文化に親しもう」をテーマに行っています。
昨年度はコロナ下で中止となってしまいましたが、今回は、6月26日(土)、虹の丘児童センターから8組の親子が参加し、健康栄養学専攻の学生31名もサポートとして各テーブルに入りました。今年もまだコロナ下での料理教室なので、親子で料理を一緒に作るのみ。お弁当をお持ち帰り、自宅で早めに召し上がっていただくという形式。
親子で作ったメニューは、宮城県の郷土料理「しそ巻き」。下記の手順で作りました。
①青じそは洗い、水気をふき葉の裏側を上にして並べる。
②フライパンに味噌、砂糖、米粉、白すりごま、を入れ、弱火にかける。木べらで混ぜながら、ねっとりとまとまったら火からおろす。
③くるみ、白いりごまを入れ、好みで大人は七味唐辛子をひとふりする。
④長方形に伸ばし、12等分に切り分け、青じその葉の裏側において巻く。
⑤フライパンに油を入れ、しそ巻きを並べ、さっと彩がよい状態にしそ巻き全体を転がして揚げ焼きする。バットに上げて油をきる。
また、学生たちが、お弁当に入れる他のメニューとして、雑穀ご飯、野菜・ちくわの天ぷら、鶏天、きゅうりの三五八漬け、たくあんのごままぶしを作りました。
さらに、水無月をご用意。6月30日は、半年分のケガレを落とす行事「夏越の祓(なごしのはらえ)」の日。水無月は、この日に食べる伝統的な和菓子で、ういろうの上に邪気を祓うあずきがのった三角形のお菓子です。
残念ながら、みんなで作った料理を一緒に食べることはできませんでしたが、作る楽しみは共有していただけたのではないでしょうか。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
後日、虹の丘児童センターからお礼状を頂戴し、「お料理楽しかった」「自分で作ったお弁当おいしかった」などの感想をいただき、学生からも「またボランティア活動をしたい」との声が多く聞かれました。