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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  栄養指導論実習
[ A-3-f-03-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 45)
 対象学科:食専2年
 授業形態:実習 学期:前期 必・選:選択/栄(必)
 食物栄養学専攻科目
 濟 渡 久 美

授業概要
栄養指導論Ⅰで学修した知識・理解をもとに、個人および集団を対象とした栄養指導を実践的に学ぶ授業である。個人指導では共感や傾聴などコミュニケーション能力を身につける。集団指導では、課題の発見、計画書・教材作成、発表・評価を行う。
教員の管理栄養士としての実務経験(学校、高齢者施設)を活かして、実践例を紹介しながら授業を進める。アクティブラーニング型式(グループ討議、プレゼンテーション等)で実施する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
栄養指導の知識と技術を活用し、指導計画・実施・評価することができる。
 
個人栄養指導の特徴を理解し知識・技能・態度を実践できる。
 
集団栄養指導の特徴を理解し知識・技能・態度を実践できる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 栄養教育の基礎①自己開示 課題の発見・分析・ニーズ把握 事前:事前配布資料を読んでわからない言葉について調べる
事後:ワークシートを完成させる
 
2 栄養教育の基礎②自己開示 3分間スピーチ プレゼンテーション・評価 事前:プレゼンテーションの練習をする
事後:評価用紙を完成させる
 
3 集団教育①ライフステージ別の課題・情報収集 事前:教科書の該当箇所をよく読む
事後:対象者の状況・課題について詳しく調べる
 
4 集団教育②栄養教育計画書の作成 事前:対象者に適した栄養教育計画について、教科書の該当箇所をよく読み、検討する
事後:栄養教育計画書を完成させる
 
5 集団教育③指導案の作成 事前:対象者に適した指導案について、教科書の当該箇所をよく読み、検討する
事後:指導案を完成させる
 
6 集団教育④教材(媒体)の作成 事前:教材作成に必要な材料・方法を調べる
事後:教材を完成させる
 
7 集団教育⑤教材(媒体)の練習 事前:教材(媒体)使用して練習する
事後:教材と指導案を修正して練習する
 
8 集団教育⑥プレゼンテーションの基礎 事前:計画書・媒体・指導案を整備する
事後:プレゼンテーションの練習を行う
 
9 集団教育⑦プレゼンテーションの実際 事前:評価基準を確認し準備する
事後:他者のプレゼンテーションを参考に練習を行う
 
10 集団教育⑧プレゼンテーションの評価
事前:他者のプレゼンテーションを参考に練習を行う
事後:評価を参考にプレゼンテーション資料を修正する
 
11 集団指導についてふりかえり・まとめ 事前:集団指導の資料を修正する
事後:レポートを作成する
 
12 個別指導①栄養アセスメント 食事調査・健診データ・問診による把握(グループ討議・作業) 事前:教科書の該当箇所をよく読む
事後:症例についてワークシートを完成させる
 
13 個別指導②栄養カウンセリング 傾聴・受容・共感・質問と要約・指導案の作成(グループ討議・作業) 事前:教科書の該当箇所をよく読む
事後:指導案を完成させる
 
14 個別指導③栄養相談ロールプレイング(グループ討議・作業) 事前:ロールプレイングの練習をする
事後:評価用紙を完成させる
 
15 個別指導のふりかえり・まとめ 事前:個別指導の資料を修正する
事後:レポートを作成する
 
16 期末筆記試験 事前:授業内容を復習する
事後:授業内容を再確認する
 

履修上の注意
グループワークが中心となるので、グループ内の協調性を図ること。実習を計画どおりに行うために、各自が十分に事前準備を行う。

成績評価方法・基準
課題発表50%(自己開示20% 集団指導20% 個別指導10%)、レポート50% をもとに総合的に評価する。課題発表の評価は発表者にフィードバックする。ルーブリック評価については授業で説明する。

教科書
教員が授業中にプリントを配布する
栄養指導論Ⅰで用いた教科書

参考書
〔新ビジュアル食品成分表〕〔大修館書店〕〔1,100円〕

備 考
質問については授業後、授業中に受け付ける

 
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