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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  ライフステージ栄養学実習Ⅱ
[ A-3-e-06-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 15)
 対象学科:食専2年
 授業形態:実習 学期:前期 必・選:選択/栄(必)
 食物栄養学専攻科目
 益 田 裕 司  渡 辺 勝 枝  濟 渡 久 美

授業概要
各ライフステージ(乳児期、幼児期、学童期、思春期、青年期、成人期、妊娠期、高齢期)における対象者の身体・心理・環境などを理解し、より良く生きるための栄養管理について学修する。また、対象者にとって必要な食生活を維持できるよう献立作成を始め、食材の選び方、調理法などへの配慮についても理解を深める。授業は教員の実務経験(集団給食施設)を生かして実習を進める。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・各ライフステージに適している献立がどのように作成されているかを理解できるようになる。
 
・各ライフステージに適した栄養管理の考え方と方法を総合的に理解できるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス(益田) 授業の進め方、目的を理解すること
 
2 子どもの発達と食べる機能(渡辺) 事前:乳幼児期の栄養ケアについて学んだことを確認しておく
事後:食べる機能にあわせた食事のすすめかたについてまとめる
 
3 幼児食と離乳食(調理実習)(渡辺) 事前:幼児食・離乳食の作り方(作業手順含めて)を確認しておく
事後:実習で学んだことをまとめる
 
4 幼児食と食物アレルギー対応食(調理実習)(渡辺) 事前:食物アレルギーについて学んだことを確認しておく
事後:実習で学んだことをまとめる
 
5 乳幼児期の栄養ケアまとめ(渡辺) 事前:子どもの摂食機能にあわせた食事の進め方についてまとめておく
事後:乳幼児期の栄養ケアについてまとめる
 
6 学童期の栄養特徴と食生活(濟渡) 事前:栄養指導論で使用した教科書の学童期の単元をよく読む
事後:学童期の栄養特徴と食生活について学んだことをまとめる
 
7 学校給食(調理実習)(濟渡) 事前:調理実習レシピをよく読み、グループで調理操作について共通理解する
事後:実習で学んだ内容についてレポートを作成する
 
8 思春期、青年期の栄養特徴と食生活(濟渡) 事前:栄養指導論で使用した教科書の思春期・青年期の単元をよく読む
事後:思春期・青年期の栄養特徴と食生活について学んだことをまとめる
 
9 料理選択型栄養・食教育の実際(調理実習)(濟渡) 事前:1年次で学んだ3・1・2弁当箱法について復習する
事後:実習で学んだ内容についてレポートを作成する
 
10 成人期の栄養ケア(益田) 事前:成人期に起こりうる栄養リスクを考えておく
事後:栄養リスクと栄養ケアの関係を理解する
 
11 妊娠期の栄養ケア(益田)
事前:妊娠期に起こりうる栄養リスクを考えておく
事後:栄養リスクと栄養ケアの関係を理解する
 
12 妊娠期の栄養ケア(調理実習)(益田) 事前:対象者に必要な調理上の配慮を考えておく
事後:実習で学んだ内容についてレポートを作成する
 
13 高齢期の栄養ケア(益田) 事前:高齢期に起こりうる栄養リスクを考えておく
事後:栄養リスクと栄養ケアの関係を理解する
 
14 高齢期の栄養ケア(調理実習)(益田) 事前:対象者に必要な調理上の配慮を考えておく
事後:実習で学んだ内容についてレポートを作成する
 
15 成人期、妊娠期、高齢期まとめ(益田) 事前:ライフステージごとに学んだことを整理しておく
事後:対象者に必要な栄養ケアをまとめる
 
16 期末試験(レポート課題による) 事前:レポート課題の趣旨を理解する
事後:わからなかった点を復習する
 

履修上の注意
各回、担当教員の指示に従って受講すること。ライフステージ栄養学実習Ⅰで使用した教材を使用することがあるので、指示があった場合は持参すること。授業はグループで作業を進めることがあるため、全員が積極的に行動できるよう協力しながら取り組むこと。課題等、提出物の指示があった場合は期限を守ること。

成績評価方法・基準
課題レポート60%、授業での取り組み40%(調理実習20%:積極的参加、指示に対する理解度。講義20%:返答、質問など授業への積極的参加)

教科書
各回、教員が資料を用意する。なお、ライフステージ栄養学実習Ⅰ使用した教材を使用することもある。

参考書
[八訂準拠ビジュアル食品成分表][大修館書店] [1400円+税] ※1年次に購入した食品成分表

備 考
質問等については、授業終了時、あるいはオフィスアワーで受け付けます。

 
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