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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  子どもと造形表現
[ B-3-c-15-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:子専2年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:必修/幼免(必)/保育(必)
 子ども生活専攻科目
 武 田 早 苗

授業概要
「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携認定こども園教育・保育要領」に示された「感性と表現に関する領域『表現』」について,講義と造形活動を通して実践的に解説する。遊びから様々な表現につながっていく幼児の表現の特徴について理解し,実践的なグループワークや模擬保育などを行い、造形活動体験を増やすとともに,活動の振り返りを重視し,子どもの造形表現に対する理解を深め,保育者としての実践力を高める。この授業においては,小学校教諭並びに実務家教員の経験を活かして幅広い視点から子どもの造形表現について指導していく。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・領域「表現(造形)」のねらい・内容を把握し,子どもの表現の特徴について理解を深める。
 
・教育・保育現場において必要とされる確かな知識・技能を身に付けるとともに、子どもの感性や創造力を豊かに育むための造形活動の展開について理解する。
 
・子どもの表現意欲を引き出す環境構成の在り方や、安全・安心して活動するための配慮などについて実践を通して理解する。
 
・子どもの表現を豊かにする適切な指導・支援・援助について,実践の省察と改善を行い、保育者としての資質と実践力の向上を目指す。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ・オリエンテーション(シラバスに基づく授業の概要と留意点)
・未分化な幼児の表現の特徴と造形活動の展開
幼児の表現の特徴及び造形活動の展開について授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ、提出する。
 
2 ・遊びから広がる造形表現の理解と実践① 実践事例から造形表現の可能性について探り,ミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
3 ・遊びから広がる造形表現の理解と実践②(グループワーク) 遊びから広がる造形表現の可能性について探り,ミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
4 ・描画・版画による造形表現の理解と実践① 描画・版画による造形表現の良さや楽しさ、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
5 ・描画・版画による造形表現の理解と実践② 描画・版画による造形表現の良さや楽しさ、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
6 ・対話型鑑賞活動の理解と実践① 対話型による鑑賞活動の良さや楽しさ、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
7 ・対話型鑑賞活動の理解と実践②
              (グループディスカッション)
対話型による鑑賞活動の良さや楽しさ、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
8 ・立体による造形表現の理解と実践① 立体による造形表現の良さや楽しさ、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
9 ・立体による造形表現の理解と実践② 立体による造形表現の良さや楽しさ、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
10 ・身近な素材による造形表現の理解と実践① 身近にある素材の特徴を活かして表現する楽しさや、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことを、ミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
11 ・身近な素材による造形表現の理解と実践②
 
身近にある素材の特徴を活かして表現する楽しさや、活動を展開する上での留意点など、授業を通して理解したことを、ミニットペーパーにまとめ,提出する。
 
12 ・身近な素材による造形表現の理解と実践③
                  (発表と振り返り)
身近にある素材の特徴を活かして表現する楽しさや、活動を展開する上での留意点など、互いの作品や演出を鑑賞して理解したことをミニットペーパーにまとめ,提出する。
 

履修上の注意
 保育士資格及び幼稚園教諭二種免許取得のための必修科目です。授業の取り組み状況を重視します。保育現場での実践をイメージして主体的に取り組むこと。準備物については,その都度連絡します。

成績評価方法・基準
 平常点・受講態度(取り組みに対する意慾,ミニットペーパー,製作カード等の記述内容等)60%,製作物やレポート及び期末試験(模擬保育の実践)40%を総合的に判断し評価します。ルーブリック評価については1回目の授業で説明します。提出課題などについては添削後授業期間中に、期末試験については終了後にフィードバックします。

教科書
 授業前に必要なプリントを配付します。

参考書
〔幼稚園教育要領解説〕〔文部科学省〕〔フレーベル館〕〔264円〕
〔保育所保育指針解説〕〔厚生労働省〕〔フレーベル館〕〔352円〕
〔幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〕〔内閣府・文科省・厚労省〕〔フレーベル館〕〔385円〕

備 考
 都合により授業計画を変更する場合があります。質問等は授業終了時オフィスアワーで受け付けます。

 
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