シラバス

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シラバス（公開版）

2025年度　

保育内容（表現Ⅰ）

[ B-3-c-08-2-1 ]

単位（総授業時間数＋自習時間）：1（30 + 15）

対象学科：子専１年

授業形態：演習　学期：前期　必・選：必修／幼免（必）／保育（必）

子ども生活専攻科目

武　田　早　苗

授業概要

「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携認定こども園教育・保育要領」に示された「感性と表現に関する領域『表現』」のねらい及び内容を理解するとともに，子どもの発達の過程における表現の特徴と理論を解説する。領域「表現（造形）」に関わる具体的な場面を想定し，保育者としての実践力を身に付けられるように指導する。この授業においては，小学校教諭並びに実務家教員としての経験を活かし，幼児教育・保育と小学校教育との接続をより密接なものにするためのアプローチについても指導していく。

授業の到達目標

学位授与の方針との関連

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

・各要領・指針に示された幼児教育・保育の基本を踏まえ、領域「表現（造形表現）」に関わるねらい及び内容を理解する。

・領域「表現（造形表現）」に関する理論を理解する。

・領域「表現（造形表現）」に関わる教育・保育を具体的に構想する力を身に付ける。

・領域「表現（造形表現）」に関わる具体的な指導方法を理解し、教育・保育を実践する力を身に付ける。

授業計画

回

内容

自習（事前・事後学習の内容）

・オリエンテーション(シラバスに基づく授業の概要と留意点)
・子どもの表現を支える基本的な知識・技能①　
　　　　　　　　　　　 (「遊び」から生まれる造形表現)　

造形活動を通して得た気付きや理解したことをミニットペーパーにまとめ，提出する。

　・子どもの表現を支える基本的な知識・技能②　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　(用具の特性を生かした造形表現)

造形活動を通して得た気付きや理解したことを、ミニットペーパーにまとめ，提出する。

・子どもの表現を支える基本的な知識・技能③
　　　　　　　　　　　　(用具の特性を生かした造形表現)　

造形活動を実践する上で大切にしたいことについて理解したことをミニットペーパーにまとめ、提出する。

・領域「表現(造形)」のねらいと内容①
　（子どもの発達と造形表現／3歳未満児の表現のプロセスと特徴）　　　　　　　　　　

子どもの発達と造形表現の特徴及び領域「表現(造形)」について理解したことをミニットペーパーにまとめ，提出する。

・領域「表現(造形)」のねらいと内容②
　（子どもの発達と造形表現／3歳以上児の表現のプロセスと特徴）

子どもの発達と造形表現の特徴及び領域「表現(造形)」について理解したことをミニットペーパーにまとめ，提出する。

・造形活動の計画と実践（教材研究）

調べる、試作するなどの教材研究を通して得た気付きや理解したことをレポートにまとめ、提出する。

・造形活動の計画と実践（情報機器を活用した指導案作成）

調べる、試作するなどの教材研究を通して得た気付きや理解したことをレポートにまとめ、提出する。

・造形活動の計画と実践（発表とグループディスカッション）

作成した指導案について発表し合う活動を通して得た気付きや理解したことをレポートにまとめ、提出する。

・「幼児期の終わりまでに育ってほしい１０の姿」に示された
　「豊かな感性と表現」と小学校教育とのつながり

幼児教育・保育と小学校教育との接続の重要性について理解したことをミニットペーパーにまとめ，提出する。

・総合的な表現に関する教材研究と模擬保育①
　　（実演から学ぶパネルシアターの魅力／製作計画作成）

実演から感じ取ったパネルシアターの魅力や製作過程などの計画を製作カードに記入し、提出する。

・総合的な表現に関する教材研究と模擬保育②
　　　　　　　　　　　　　　（パネルシアター製作）

活動を振り返り、製作カードに感じたことや改善点、次時の予定などについて記入し、提出する。

・総合的な表現に関する教材研究と模擬保育③
　　　　　　　　　　　　　　（パネルシアター製作）

活動を振り返り、製作カードに感じたことや改善点、次時の予定などについて記入し、提出する。

・総合的な表現に関する教材研究と模擬保育④
　　　　　　　　　　　　　　（パネルシアター製作）

活動を振り返り、製作カードに感じたことや改善点、次時の予定などについて記入し、提出する。

・総合的な表現に関する教材研究と模擬保育⑤
　　　　　　　　　　　　　　（パネルシアター実践練習）

パネルシアターの演じ方について気付きや改善点などを製作カードに記入し，提出する。

・総合的な表現に関する教材研究と模擬保育⑥
　　　　　　　　　　　（パネルシアター実践練習）

パネルシアターの演じ方について気付きや改善点などを製作カードに記入し，提出する。

・期末試験：パネルシアター発表と鑑賞

発表後の気付きや感想，また学修全体を振り返って今後の実践に活かしたいことなどをレポートにまとめ，提出する。

履修上の注意

　保育士資格及び幼稚園教諭二種免許取得のための必修科目です。授業の取り組みを重視します。準備物については，その都度連絡します。

成績評価方法・基準

　平常点・受講態度（取り組みの意慾，ミニットペーパー，製作カード等の記述内容等）６０％，模擬保育の実践や製作物，レポート及び期末試験（パネルシアター実践発表）４０％を総合的に判断し評価します。ルーブリック評価については１回目の授業で説明します。提出課題については授業期間中に，期末試験については終了後にフィードバックします。

教科書

　授業時に必要なプリントを配付します。

参考書

〔幼稚園教育要領解説〕〔文部科学省〕〔フレーベル館〕〔264円〕
〔保育所保育指針解説〕〔厚生労働省〕〔フレーベル館〕〔352円〕
〔幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〕〔内閣府・文科省・厚労省〕〔フレーベル館〕〔385円〕

備　考

　都合により授業計画を変更する場合があります。質問等は授業終了時オフィスアワーで受け付けます。