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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  保育内容(人間関係)
[ B-3-c-05-2-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:子専1年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:必修/幼免(必)/保育(必)
 子ども生活専攻科目
 伊 藤 利 恵

授業概要
領域「人間関係」のねらいと内容について、乳幼児期の発達段階の特性を踏まえ、周囲の人たちへの関わり方から、子ども同士の集団の発達や仲間関係、それに伴う規範意識の発達などを学び、保育者の関わり方について概説していく。さらに、領域「人間関係」ついて異年齢の交流について捉えながら、小学校へ繋がる保育を考えていく。保育教材は、発達段階をとらえた活用方法を学び、情報機器の活用を考慮した指導法考え、指導計画を作成する。作成した指導計画に基づき模擬保育を実施し評価方法の実際を学ぶ。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
1)領域「人間関係の」のねらいと内容を理解した保育方法を理解する。
 
2)乳幼児期の発達段階を踏まえた人との関わり方を理解する。
 
3)乳幼児期の発達段階に即した保育方法を理解し、指導案を作成することができる。
 
4)ねらいや内容を理解し、情報機器や教材を活用した指導案を作成することができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 領域「人間関係」について、「人間関係」のねらいと内容を確認する 授業の内容を把握し、今後の授業計画について知る。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
2 社会的背景や現代の子どもをめぐる課題から「人間関係」をとらえる 事前:教科書の第1章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
3 乳幼児期の発達段階と「人間関係」 事前:乳幼児の発達段階について確認。
   教科書の第5章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
4 乳幼児期の発達と「人間関係」:家庭生活における家族との関わり 事前:乳幼児の発達段階について確認。
   教科書の第4章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
5 乳幼児期の発達と「人間関係」:子どもと保育者との関係
事前:乳幼児の発達段階について確認。
   教科書の第5章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
6 1歳以上3歳未満児の保育における「人間関係」(年齢に応じた教材の活用法を学ぶ)
事前:教科書の第6章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
7 3歳以上児の保育における「人間関係」(年齢に応じた教材の活用法を学ぶ)
事前:教科書の第7章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
8 個と集団の発達:仲間との関係形成
事前:集団形成について確認。
   教科書の第8章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
9 乳幼児期の規範意識の発達
事前:規範意識の発達について確認。
   教科書の第8章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
10 子ども同士の葛藤と保育者の支援
事前:教科書の第11章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
11 異年齢の交流と「人間関係」 事前:教科書の第9章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
12 領域「人間関係」を小学校の学びにつなげる 事前:教科書の第10章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
13 特別な配慮を必要とする子どもへの支援と「人間関係」 事前:教科書の第14章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
14 領域「人間関係」の指導計画を考える(情報機器を活用した指導計画作成を学ぶ) 事前:指導計画の作成について確認。
   教科書の第12章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
15 領域「人間関係」を模擬保育の実践とその評価方法を学び理解する(情報機器を活用した評価方法を学ぶ)
事前:模擬保育の準備
   評価方法について確認。
   教科書の第15章に目を通してくる。
事後:振り返りシートの記入。
   授業内容の復習。
 
16 期末試験
 

履修上の注意
保育士資格及び幼稚園教諭免許状取得のための必修科目である。授業への取り組み(受講態度)を重視する。
保育方法について具体的に学ぶため、事前学習をしっかりと行ったうえで授業に参加すること。

成績評価方法・基準
授業への取組み(70%):各授業での取り組み(発言、聴く、協働)・振り返りシートの提出(30%)
            指導計画の作成・提出(20%)
            模擬授業の取組み(20%)
期末試験(30%)

教科書
〔資質・能力を育む 保育内容 領域 人間関係―こどもにとっての人間関係とは―〕〔齊藤崇編 著〕〔教育情報出版〕〔2,200円(税抜き)〕

参考書
「幼稚園教育要領解説」〔文部科学省〕〔フレーベル館〕〔264円〕
「保育所保育指針解説」〔厚生労働省〕〔フレーベル館〕〔352円〕
「幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説」〔内閣府・文科省・厚労省〕〔フレーベル館〕〔385円〕

備 考
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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