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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  西洋服装史
[ A-3-b-04-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専1年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択
 服飾文化専攻科目
 川 又 勝 子

授業概要
 衣服は長い年月をかけてその土地・人々に根付くものである。現在では多くの日本人が主たる衣服として洋服を着用しており、多数の諸外国でも同様の衣服が着用されている。洋服は西洋に起源を持つ衣服に連なるものであるため、西洋の服装史を学ぶことは、世界中で用いられている衣服がどのように変遷・発展・交流してきたのかを理解することに繋がる。この講義では、図像資料を鑑賞しながらヨーロッパで連綿と変化し発展した服装の変遷、社会・文化との関連を概説する。本学図書館等での演習を随時取り入れてさらに理解を深めさせる。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
西洋の服装の起源・変遷について理解できる。
 
図像資料を鑑賞し、考察できる能力を身につける。
 
諸外国の社会・文化について広く関心を持つことができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス、古代|先史時代から紀元600年 テキスト(古代)を熟読する。
 
2 中世|ロマネスク様式、ゴシック様式を中心に テキスト(中世)を熟読する。
 
3 映像で探る服飾|古代~中世 ワークシート(古代~中世)を完成させる。
 
4 近世の服飾(1)|ルネサンス期 テキスト(近世前半)を熟読する。
 
5 近世の服飾(2)|市民革命頃まで テキスト(近世後半)を熟読する。
 
6 映像で探る服飾|近世 ワークシート(近世)を完成させる。
 
7 近代の服飾|市民革命後と産業革命 テキスト(近代)を熟読する。
 
8 現代の服飾(1)|ベルエポック、ジャズエイジ テキスト(19世紀)を熟読する。
 
9 現代の服飾(2)|世界恐慌から第二次世界大戦頃まで テキスト(20世紀前半)を熟読する。
 
10 現代の服飾(3)|第二次世界大戦後 参考資料を熟読する。
 
11 映像で探る服飾|近代~現代 ワークシート(近代~現代前半)を完成させる。
 
12 現代の服飾(4)|1960~70年代 テキスト(20世紀後半)を熟読する。
 
13 現代の服飾(5)|1980~2000年代 参考資料を熟読する。
 
14 映像で探る服飾|現代
全体の復習1
ワークシート(現代後半)を完成させる。
 
15 全体の復習2
授業のまとめ
レポート課題を準備する。
 

履修上の注意
・遅刻・欠席をしないこと。他の人に迷惑をかけないこと。
・パソコン(タブレット端末可)を持参すること。ワークシートや参考資料は電子データで配布されます。授業までにダウンロードまたは印刷して各自準備してきてください。

成績評価方法・基準
履修状況(ミニットペーパー・参加状況等)による評価を45%、提出物(ワークシート・期末レポート)の評価を55%として評価します。なおミニットペーパー等は、添削して後日返却することでフィードバックとします。

教科書
〔服飾文化〕〔文部科学省〕〔実教出版〕〔500-〕

参考書
〔FASHION世界服飾大図鑑[コンパクト版]〕〔深井晃子監修〕〔河出書房新社〕〔5,280-〕

備 考
受講生の学習状況により、シラバスの順番が前後することがあります。
また、質問等はオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)時に受け付けます。

 
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