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シラバス(公開版)

2025年度 

 
  調理科学論
[ B-3-c-10-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:健専2年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:必修/栄(必)/管栄(必)
 健康栄養学専攻科目
 佐 藤 靖 子

授業概要
食品材料は、生食および加熱など様々な調理操作を経て食される。調理操作の種類や方法の確認を行いながら、食品素材の色調の変化、食品組織の軟化・硬化、香りの発現などについて基礎的な知識を学修出来るよう説明する。また、基本的な調理方法の役割および食品の物理的・化学的変化について科学的視点を身につけるよう教授する。さらに、主菜・副菜の調理で使用される香辛料や香草については、可能な限り実物を用意して風味を学修する機会を与え、その利用性について理解できるように詳説する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
1基本的は調理操作を理解できる
 
2調味料の種類と特徴を理解できる
 
3食品の調理特性を科学的に理解する能力を身につける
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス:調理科学の定義 教科書をよく読み授業に臨む
 
2 調理と嗜好性 教科書をよく読み授業に臨む
 
3 調理操作:非加熱調理 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
4 調理操作:加熱調理 煮る・蒸す 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
5 調理操作:揚げる・焼く 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
6 調味料の種類と特徴 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
7 炭水化物性食品の調理特性 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
8 たんぱく質性食品の調理特性:食肉・魚介 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
9 たんぱく質性食品の調理特性:卵・牛乳など 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
10 油脂性食品の調理特性 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
11 香辛料の種類と調理特性 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
12 ハーブ、食塩などの風味を体験する 第15回の授業までにハーブ・スパイスの献立を提出する
 
13 スパイスの風味を体験する 第15回の授業までにハーブ・スパイスの献立を提出する
 
14 成分抽出性食品の調理特性:デンプン 授業内容を教科書・配布資料で確認する
 
15 成分抽出性食品の調理特性:ゼラチン、寒天など 授業内容を教科書・配布資料で確認する
レポート提出
 
16 まとめ
 

履修上の注意
出席確認開始後の入室は遅刻扱いとなる。遅刻は30分までは入室可とし、3回の遅刻で1回の欠席扱いとなる。
ミニットペーパーなどを課した場合には採点後に返却し加点対象とする。

成績評価方法・基準
期末試験65%、ハーブ・スパイスに関する献立の提出20%、授業態度15%とする
ハーブ・スパイスのレポート返却は行わない。

期末試験の範囲は、教科書および配布資料からの出題とする。
解答はすべての試験終了後に研究室前に掲示する。

教科書
調理科学 著者:高森初恵、佐藤恵美子  出版社:建帛社  価格:2200円

参考書
成分表、調理のためのベーシックデーター

備 考
学生の校外実習などの都合により授業計画の順番・内容が変更することがある
質問等は、授業終了時またはオフィスアワー(日時は掲示を確認の事)に受け付ける

 
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