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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  博物館実習Ⅰ(学内・見学実習を含む。)
[ K-5-a-09-5 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専3年・美表3年
 授業形態:演習 学期:通年(前) 必・選:選択
 博物館に関する科目
 菊 地 逸 夫

授業概要
担当者が、長年東北歴史博物館で学芸業務に従事した経験をもとに、学芸員として必要な幅広い知識と基礎的な技術を身に着けさせる。
具体的には、「資料の取り扱いに対する心構えや基本的な取り扱い方法(梱包や修復も含む)を身に着けるための講義や実習」「展示のできるまでを学び、模擬的な展示を企画する学習」「博物館で行われている教育普及活動(教育プログラム)を実践や講義を通して学び、自らプログラムを企画する学習」の以上3点で、これらの一連の学習を通して学芸員としての基本的知識・技術を習得する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・資料の取り扱いの基礎的な技術を身に着ける。
 
・模擬的な展示を企画する力を身に着ける。
 
・博物館での教育普及活動(教育プログラム)を企画できるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 授業の概要説明
 
2 博物館資料の取り扱いについて(考古資料の梱包) 配布資料を読み、取り扱いについて復習する
 
3 災害から展示物を守る(地震への対応) 県内の地震災害の歴史を調べておく
 
4 刀剣の見方と取り扱い(手入れ方法) 配布資料を読み、取り扱いについて復習する
 
5 資料の撮影について(資料写真の撮り方) カメラの基本的な取り扱いを予習する
 
6 特別展について(特別展の紹介) 配布資料で特別展示ができるまでを復習する
 
7 シナリオ作成、資料選択の方法、展示プランについて 自分が関心のある展示を考えておく(事後)
 
8 展示のプラン作成、企画書作成 展示のシナリオをまとめておく(事後)
 
9 博物館の教育普及活動の紹介 博物館の教育普及活動について調べておく
 
10 教育プログラム実践①(縄文土器についての説明) 土器作りの知恵についてまとめておく
 
11 教育プログラム実践②(土器作りの実践) 実践した内容をまとめる(レポート)
 
12 博物館の教育普及活動の計画(企画書作成) 活動プログラムを企画(企画書)
 
13 レプリカの製作 レプリカの活用の意義について調べておく
 
14 文化財の修復(考古資料の復元) 授業後修復資料を完成させる。
 
15 文化財の修復(破損紙資料の修復) 古文書などの修復方法について調べておく
 

履修上の注意
授業では講義と実技を行うが、実技後のレポート及び企画書の提出は必須。

成績評価方法・基準
授業に対する意欲と姿勢50%、レポート(企画書)50%

教科書
なし

参考書
なし

備 考
授業の際に資料を配布する。資料の手配等の都合により、授業順は変更する場合がある。
質問等については授業終了時に受け付けます。

 
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