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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  博物館教育論
[ K-5-a-08-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専1年・美表1年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択
 博物館に関する科目
 伊 藤   優

授業概要
現代社会において博物館教育が求められている実情を、歴史的・社会的背景をもとに示す。また、博物館教育の特徴と可能性を学校教育・市民活動・生涯学習との関連から解説する。これらを踏まえた上で、博物館の諸活動にみられる教育プログラムの形態や方法を具体的に挙げ、教育プログラムの特色を館種別に紹介する。博物館教育には様々な課題も見出されることから、その解決の方策に対する理解を深める。(歴史系博物館学芸員が担当)

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
1.学芸員に必要な博物館教育の基礎的知識を習得する。
 
2.博物館教育の多様な課題を知り、その解決方策を検討する思考を身に
  つける。
 
3.学修した情報を整理・要約・伝達する技術を習得する。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス:講義の進め方・博物館教育の概要 博物館概論の学修内容を復習しておく
 
2 博物館教育の諸形態①(展示を中心とした教育プログラム) 展示関連の教育プログラムを調べる
 
3 博物館教育の諸形態②(展示以外の教育プログラム) 展示以外の教育プログラムを調べる
 
4 博物館での学び①(博物館教育と学校教育) 博物館教育と学校教育の相違を調べる
 
5 博物館での学び②(博物館利用者を理解する基礎理論) 構成主義的な博物館教育を調べる
 
6 博物館の教育活動①(教育プログラムの立案) 博物館教育プログラムの実際を調べる
 
7 博物館の教育活動②(教育プログラムの実施) 博物館教育プログラムの実際を調べる
 
8 博物館の教育活動③(ワークシートについて) 博物館教育プログラムの実際を調べる
 
9 博物館の教育活動④(ユニバーサルデザイン) ユニバーサルデザインの事例を調べる
 
10 ギャラリートークの事例 ギャラリートークの意義を調べる
 
11 ワークショップの事例 ワークショップの意義を調べる
 
12 美術館・文学館・歴史博物館・大学博物館の教育プログラム 大学博物館の意義を調べる
 
13 博物館教育とボランティア ボランティアとNPOを調べる
 
14 博物館教育とさまざまな連携 学社連携・地域連携の意義を調べる
 
15 講義のまとめ 博物館教育の課題とこれから これまでの学修内容を復習する
 
16 試験
 

履修上の注意
意欲的な学修姿勢を重視する。積極的に博物館教育プログラムに参加すること。
自習(事前・事後学修)の詳細は講義中に示す。

成績評価方法・基準
事前事後学修を含む受講態度(30%)、試験(70%)で評価する。試験については、解答例を配布することでフィードバックとする。

教科書
必要に応じて講義中に資料を配布する。

参考書
なし

備 考
都合により、授業計画の順番等を変更することがある。質問等については、授業終了時に受付ける。

 
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