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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  博物館展示論
[ K-5-a-06-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専3年・美表3年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択
 博物館に関する科目
 笠 原 信 男

授業概要
展示は博物館が行う事業の中で中核に位置づけられ、博物館の社会的な評価にも多大な影響を与える。そのため、展示には多面的な知識や多角的な技術が求められる。博物館展示論では、制作者の観点でアプローチするのに必要な視点に留意しながら、展示の企画・運営に必要な事項を教員のこれまでの経験に基づいて各講義で説明する。講義は展示の理論、展示の技術、展示の装置に分けて進め、展示の歴史、展示企画の立て方、展示の道具等の概要を各回の講義テーマに合わせて、図・表・写真等の資料・データを用いて解説する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・展示を通して博物館の基本的な考え方・知識を学ぶことができる。
 
・展示を通して博物館を多角的に観覧する姿勢を身に付けることができる。
 
・展示を通して社会教育施設としての博物館の役割を学ぶことができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 展示の理論1ー博物館における展示の役割 展示の役割を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
2 展示の理論2ー展示の歴史 展示の歴史を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
3 展示の理論3ー展示の諸類型、視点と運用 展示の諸類型等を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
4 展示の理論4ー生涯学習・学校教育と展示 生涯学習・学校教育と展示を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
5 展示の理論5ーユニバーサルミュージアムと展示 ユニバーサルミュージアムを参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
6 展示の理論6ー展示の評価 展示の評価を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
7 展示の技術1ー展示技術総論(東北生活文化大学顕彰館の展示技術) 展示施設の実際を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
8 展示の技術2ー展示のプロセス(企画から撤収) 展示のプロセスを参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
9 展示の技術3-動線計画 展示の動線計画を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
10 展示の技術4-展示環境(リスクマネージメント等) 展示環境を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
11 展示の技術5-照明 展示の照明を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
12 展示の技術6ー解説システム 展示の解説システムを参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
13 展示の技術7-展示グラフィック 展示のグラフィックを参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
14 展示の装置1-展示ケース 展示ケースを参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 
15 展示の装置2ーレプリカとジオラマ レプリカ等の役割を参考書等で学習し、配付資料で復習し、基本的な考え方をまとめる。
 

履修上の注意

成績評価方法・基準
・受講態度(20%)(学ぼうとする意欲〔発言・質問・メモ〕等で総合的に判断します)とレポート(80%)で評価します。
・レポートは必ず提出してください。
・レポートは最終講義で、記述内容の要点をまとめたレジュメを用いて、フィードバックします。

教科書
なし

参考書
[博物館展示論][黒澤 浩][講談社][2,640円]

備 考
・都合により授業計画の順番等を変更することがあります。
・ルーブリック評価については第1回目の授業で説明します。
・質問等については授業終了時に受け付けます。

 
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