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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  生涯学習概論
[ K-5-a-01-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専1年・美表1年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択
 博物館に関する科目
 又 木   潤

授業概要
社会教育の歴史を辿りながら、生涯学習の全体像を明らかにする。また、「生涯教育論」やリカレント教育の思潮、生涯学習の多様な内容や方法、学習プランニング、プログラムの様々なあり方を解説することにより、生涯学習の基礎的理論を示す。その上で、生涯学習を推進する多様な主体の役割を示すとともに、社会教育施設の社会的位置付けを明らかにする。学習成果の活用支援・学習情報の提供・生涯各期の教育課題を通して、生涯学習の現代的な課題と今後の展望を示す。(社会教育施設実務者が担当)

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
1.生涯学習に関する歴史・方法・計画・課題等の基礎的知識を習得する。
 
2.「生涯学習社会」における社会教育施設の役割を検討する思考を身につける。
 
3.学修した情報を整理・要約・伝達する技術を習得する。
 
4.社会で活動するために必要なコミュニケーション能力を身に付ける。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス:講義の進め方・生涯学習のあり方 身近にある様々な生涯学習に関する情報や、社会教育施設を確認しておく
 
2 生涯学習と社会教育の歴史①(近代から現代) 身近にある様々な生涯学習に関する情報や、社会教育施設を確認しておく
 
3 生涯学習と社会教育の歴史②(現代) 身近にある様々な生涯学習に関する情報や、社会教育施設を確認しておく
 
4 「生涯教育論」 生涯教育論の概要を調べる
 
5 リカレント教育 リカレント教育の概要を調べる
 
6 生涯学習と学校教育 生涯学習と学校教育の相違を調べる
 
7 生涯学習の方法と内容 身近な社会教育施設の学習プログラムと社会教育関連団体を調べる
 
8 生涯学習と社会教育の計画 身近な社会教育施設の学習プログラムと社会教育関連団体を調べる
 
9 学習プログラムの編成 身近な社会教育施設の学習プログラムと社会教育関連団体を調べる
 
10 生涯学習関連行政の仕組み 身近な社会教育施設の学習プログラムと社会教育関連団体を調べる
 
11 生涯学習と社会教育施設 博物館等の役割と機能を調べる
 
12 生涯各期の教育課題 少子高齢化社会の課題を調べる
 
13 学習成果の活用支援 学習成果の活用の意義を調べる
 
14 学習情報提供と学習相談 学習情報の事例を調べる
 
15 講義のまとめ 「生涯学習社会」の課題 これまでの学修内容を復習する
 
16 試験
※授業の中でのグループ・ディスカッションに意欲的に参加し、課題の発見・解決に努める。
 

履修上の注意
意欲的な学修姿勢を重視する。生涯学習に関する情報に日常的に留意すること。

成績評価方法・基準
ディスカッションへの参加態度を含む受講態度、授業ごとの振り返りシートやミニレポート(50%)、試験(50%)で評価する。試験については、解答例を配布することでフィードバックとする。

教科書
なし

参考書
必要に応じて講義中に資料を配布する

備 考
都合により、授業計画の順番等を変更することがある。質問等については、授業終了時に受付ける。

 
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