シラバス

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シラバス（公開版）

2024年度　

卒業研究Ⅱ

[ D-3-h-08-5-4 ]

単位（総授業時間数＋自習時間）：6（180 + 30）

対象学科：美表４年

授業形態：演習　学期：後期　必・選：必修

美術表現学科専攻科目

福　田　一　実

授業概要

4年間で習得した技術を基に、オリジナルの人形を制作させる。作品のテーマを設定し、展示空間を考えながら人形のキャラクターや人形の在り方について研究させ、人体の造形についても深く追求し、完成度の高い作品を制作できるよう指導する。誰にどこに作品を発信するのかしっかり考え、完成する作品、空間すべてを含め、綿密な計画を立てさせる。4年間の集大成の作品を見せる意義について考えさせると共に制作記録を付けさせる。

授業の到達目標

学位授与の方針との関連

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

・自分の世界の創作人形を完成できる。

・人形を通して展示の仕方も含め表現方法を考えることができる。

・人形との向き合い方を深めることができる。　

授業計画

回

内容

自習（事前・事後学習の内容）

１～３.仮組をし、バランスチェック。塗装が出来るようしっかりヤスリをかける。

全体のバランス確認。

４～８.塗装をし、磨く。

細かなキズなどをチェックする。

９～12.塗装したものに着色する。

再度全体をチェックする。

13～14.メイクする。

メイクのイメージ、資料集め

15～18.かせを作り、髪を貼る。

ヘアスタイルのイメージ、資料集め

19.組み立てる。

イメージ通りかチェックする。

20～32.衣装を作る。

衣装の資料集め。

33～44.背景、展示方法。

展示方法について考察する。

45.完成。講評。

履修上の注意

人物の観察、本、写真等から研究して、造形力を付けておく。

成績評価方法・基準

課題作品50％、授業態度50％（出席率、忘れ物の有無、創作意欲など）
講評会の際、フィードバックを行う

教科書

〔吉田式球体関節人形制作技法書〕〔吉田良〕〔ホビージャパン〕〔2，880円〕

参考書

〔美術解剖図ノート〕〔視覚デザイン研究所〕〔2，700円〕
〔人形論〕〔金森　修〕〔平凡社〕〔3，200円〕
〔人形メディア学講義〕〔菊地浩平〕〔河出書房新社〕〔2，500円〕

備　考

人形
解剖学の資料は必ず用意すること。
質問等については授業終了後、オフィスアワーを受け付けます。