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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  卒業研究Ⅱ
[ D-3-h-08-5-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):6(180 + 30)
 対象学科:美表4年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:必修
 美術表現学科専攻科目
 鈴 木   専  伊 勢 周 平

授業概要
 大学でこれまで学んできた知識や技能を総合的に活用した、4年間の集大成に相応しい卒業制作(アニメーション、映像など)を指導する。卒業研究Ⅰと同様に、個人の課題に沿って主体的に制作を進め、特に課題発見から構想・計画から実作業のプロセス、コンセプトの醸成、表現方法の適正等を確認・立案させる。都度制作上の問題点を明確に整理するために「制作ノート」の作成を課す。また、完成作品については自己表現の到達度合や作品の存在意義・価値等の視点から振り返りを行わせる。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・これまでの総ての学修を統合し、アニメーションや映像表現の意義を社会・文化等との関係において十分理解することができる。
 
・主体的に、専門的な方法と技術による表現を、自己実現につなげていくことができる。
 
・制作活動を通じて、生活と文化の諸相に対する多様な視点を理解することができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 1~3.授業の説明。 過去課題等のまとめ。作品の構想。
 
2 4~6.過去学修と個々作品についての振り返り。資料収集、計画立案、構想など 関係資料等のまとめと方向性の探索。
 
3 7~9. 制作(作品の構想スケッチやドローイングの制作→テーマ
   設定)
制作を継続、構想を詰める。
 
4 10~12.制作(表現技法の確認、スケッチ、ドローイング、絵コンテ
など)
制作を継続、具体的な時間配分を考慮する。
 
5 13~15.制作(絵コンテ、具体的なイメージを制作) 継続制作・制作ノート作成
 
6 16~18.制作(主に絵コンテなどを基に画面とタイムラインの構成) 絵コンテなど、全体のイメージをより具体的にする。
 
7 19~21.制作(中間講評) 方向性、狙いの確認。タイムライン上でコンテを動かす。
 
8 22~24.制作(中間講評をもとに、改善・修正点などを把握) 継続制作・制作ノート作成
 
9 25~27.制作(作画)
計画の確認、継続制作・制作ノート作成。
 
10 28~30.制作(作画)
継続制作・制作ノート作成。
 
11 31~33.制作(作画/仕上げ/講評会)
継続制作・制作ノート作成。
 
12 34~36.制作(改良箇所を確認) 大まかな編集、継続制作・制作ノート作成。
 
13 37~39.制作(作画:改良)
編集、場合により映像の書き出し。
 
14 40~42.制作(作画:仕上げ) 編集、場合により映像の書き出し。
 
15 43~45.講評
講評とディスカッション
 

履修上の注意
・各自必要とあれば授業時間外に制作を進め、作品の完成度を上げること。
・講評会では自己及び他者の作品についてのコメントを発表する。

成績評価方法・基準
・課題(90%)と授業態度(10%:制作に取り組む姿勢も評価する)。
・課題については、授業中にフィードバックを行う。

教科書
・特に指定しない。

参考書
・随時参考となる映像作品、音楽作品、書籍や画集等を紹介する。

備 考
・ルーブリック評価については第1回目の授業で説明する。
・質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。

 
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