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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  卒業研究Ⅱ
[ D-3-h-08-5-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):6(180 + 30)
 対象学科:美表4年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:必修
 美術表現学科専攻科目
 北 折   整

授業概要
 大学でこれまで学んできた知識や技能を総合的に活用した、4年間の集大成に相応しい卒業制作(洋画)を指導する。卒業研究Ⅰ(洋画)と同様に個人の課題に沿って主体的に制作を進め、特に課題発見から構想・計画から実作業のプロセス、コンセプトの醸成、表現材料の適正等を確認・立案させる。都度制作上の問題点を明確に整理するために「制作ノート」の作成を課す。また、完成作品については自己表現の到達度合や作品の存在意義・価値等の視点から振り返りを行わせる。 

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・これまでの総ての学修を統合し、自分自身の洋画表現の意義を社会・文化等との関係において十分理解することができる。
 
・主体的に専門の表現力・技術力を身に付けるとともに、持続的な制作態度により、美術表現による自己実現を行うことができる。
 
・美術活動(制作)を行うことで、生活文化の諸相に対する多様な視点を獲得することができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 1~3.授業の説明 過去課題等のまとめ
 
2 4~6.過去学修の振り返り、資料収集、計画立案等 関係資料等のまとめ
 
3 7~9.試作Ⅰ(エスキース制作/描画) 支持体の準備及び制作の継続(試作Ⅰ)
 
4 10~12. 〃 (描画/講評会)   〃
 
5 13~15.試作Ⅱ(エスキース制作/描画) 支持体の準備及び制作の継続(試作Ⅱ)
 
6 16~18. 〃 (描画/講評会)   〃
 
7 19~21.本制作(エスキース制作/描画:主にテーマに留意) 支持体の準備及び制作の継続(本制作)
 
8 22~24. 〃 (描画:主に形体に留意) 制作の継続(主に形体に留意) 
 
9 25~27. 〃 (描画:主に色彩に留意)   〃  (主に色彩に留意)
 
10 28~30. 〃 (描画及び講評会:作業の確認及び他者意見の聴取)   〃  (主に講評会に留意)
 
11 31~33. 〃 (描画:主に空間に留意)   〃  (主に空間に留意)
 
12 34~36. 〃 (描画:主にアクセントに留意)   〃  (主にアクセントに留意)
 
13 37~39. 〃 (描画:主にマチエールに留意)   〃  (主にマチエールに留意)
 
14 40~42. 〃 (描画:主に完成度に留意)   〃  (主に完成度に留意)
 
15 43~45. 〃 (描画及びプレゼンテーション/講評会) 制作の振り返り等(レポート作成)
 

履修上の注意
・制作スペースは常時確保されているので、各自必要とあれば授業時間外に制作を進めることができる。

成績評価方法・基準
・課題(90%)と授業態度(10%)
・課題については、授業中にフィードバックを行う。

教科書
・特に指定しない。

参考書
・随時参考となる画集等を紹介する。

備 考
・ルーブリック評価については第1回目の授業で説明する。
・質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。

 
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