シラバス

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シラバス（公開版）

2024年度　

美術教諭試験対策講座Ⅱ

[ D-3-g-16-2-4 ]

単位（総授業時間数＋自習時間）：2（30 + 60）

対象学科：美表４年

授業形態：講義　学期：前期　必・選：選択

美術表現学科専攻科目

佐々木　　　晃

授業概要

公立学校教員採用試験（中・高美術）対策として過去問題を中心に筆記、実技、面接、模擬授業のそれぞれについて体系的に理解を深めるとともに出題傾向、出題意図、出題の視点および解答への道筋を解説する。採用試験に向けた学習指導案の作成方法とそれに基づいた授業の実際について指導する。これらのことを教授する中で美術教師になるための基本的な素養を身に付けさせ、実践的指導力、使命感、幅広い知見を育んでいくことを目的とする。本講座は美術教諭試験対策講座Ⅰをさらに発展継承させた内容となる。

授業の到達目標

学位授与の方針との関連

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

・授業を学修する中で美術教師として必要なものを理解する

・学修した内容を咀嚼反芻して整理要約できるようにする

・確かな知見と豊かな人間性を持った基本的素養を身に付ける

授業計画

回

内容

自習（事前・事後学習の内容）

筆記試験対策１．教職教養

過去問題に取組み躓いた所を調べておく

　　〃　　　２．教育法規Ⅰ

教育にかかわる法規の体系を理解する

　　〃　　　３．教育法規Ⅱ

教員採用試験に関係する法規の内容理解

　　〃　　　４．面接

質問に正対する回答のあり方を調べる

　　〃　　　５．集団討議

課題を受けてまとめていくことの理解

教員採用試験実技について

実技試験の目的と留意点を調べて提出

実技試験対策１　画材

画材の違いによる表現できる工夫の調査

　　〃　　　２　主題

主題の具現化を図る上での工夫を調べる

　　〃　　　３　時間配分

完成に至る望ましい時間配分のあり方

小論文対策１　今日的課題に正対する教師の役割の自覚

教員採用試験論文の書き方の留意点調査

　　〃　　２　　専門職としての意識の育成と発展

教員志望者に求められるものの理解

学習指導案作成演習１

学習指導案の目的と作成の留意点調べ

　　　　〃　　　　２

授業のイメージづくりと各種指導案調べ

総合演習１　　近年の動向を踏まえた課題

基本的問題の確実な把握と新傾向の対策

　〃　　２　　まとめのレポート

採用試験対策講座関係プリント読み返し

履修上の注意

受講の際は配布するプリントを持参すること。必要な用具等準備して臨むこと。

成績評価方法・基準

・平常点３０％（平常点は、授業への参加状況および小テストの結果等で総合的に判断する）
・レポート７０％（必ず提出すること。未提出がある場合は、評価の対象としないことがある。）
・提出されたレポートは次回の授業内でフィードバックを行う。

教科書

〔中学校学習指導要領解説書　美術編〕〔日本文教出版〕〔127円〕

参考書

なし

備　考

・ルーブリック評価については第1回目の授業で説明します。
・質問等については授業終了時あるいはオフィスアワー（曜日時間は掲示で確認）に受け付けます。