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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  写真Ⅱ
[ D-3-g-08-1-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:美表4年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 飯 沢 耕太郎

授業概要
主に自分で撮影・プリントした写真作品をポートフォリオに仕上げ、その作成のプロセスを実際に経験する。最終的に、ブック、ファイル等にまとめたポートフォリオを提出し、それを全員で鑑賞しながら講評を加える。そのことで、写真作品をどのようにプレゼンテーションしていくのかを、実践的に学ぶことができる。ポートフォリオとは何かというオリエンテーションを踏まえ、それぞれのやり方で作業を進めていただく。また、ポートフォリオ作成の参考として、現代写真家のポートフォリオ、写真集などを鑑賞する時間も設けたい。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
写真表現の基礎を身につける
 
写真の編集、装丁などのプロセスを経験する
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 現代写真家のポートフォリオ、写真集などを鑑賞 ポートフォリオのための写真を用意する。事前に写真集などを鑑賞して予備知識を得る。
 
2 ポートフォリオ作成(1)写真を選ぶ ポートフォリオ制作のための台紙、ファイル等を用意する。制作に必要な写真を入手しておく。必要ならば、ノリ、ハサミ、カッターなども揃えておく。
 
3 ポートフォリオ作成(2)写真の順番を決める 写真を並べて順番を決める。
 
4 ポートフォリオ作成(3)台紙などを用意する 台紙やファイルを準備しておく。
 
5 ポートフォリオ作成(4)台紙に写真を貼る 台紙やファイルを準備しておく。
 
6 ポートフォリオ作成(5)ページを整え綴じ合わせる 台紙を使う場合は閉じ合わせる。ファイルの場合はきちんと入れる。
 
7 ポートフォリオ作成(6)タイトル、テキスト等を加える タイトル、テキストのロゴに注意する。手書きの場合は丁寧に書く。
 
8 まとめと講評 ポートフォリオを仕上げる。
 

履修上の注意
あらかじめ、ポートフォリオ作成のための材料を準備する。途中で写真をプリントするなどすることも可。集中授業のため、遅刻、欠席は基本的に認めない。

成績評価方法・基準
提出されたポートフォリオを評価する(80%)。授業への取り組みの姿勢(20%)。ポートフォリオは、添削して返却する。

教科書
なし

参考書
『写真集の本』飯沢耕太郎、打林俊、中村善郎、カンゼン、2420円

備 考
(集中講義)質問等は授業終了時オフィスアワーで受け付ける。

 
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