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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  論文演習Ⅱ
[ D-3-f-12-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:美表2年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 瀬 戸 典 彦

授業概要
 「論文演習Ⅱ」は、「論文演習Ⅰ」既履修者を対象とし、卒業論文の執筆を想定して提供される演習科目である。日本、外国の美術文化の歴史と現状を踏まえ、未来の文化のあるべき姿を思い描く構想力の開発をめざし、第三者が過去に発表した美術・文化に関する学術論文等の読解からスタートし、その内容に関する評価を課す。また、評論文の執筆をとおし、評価の客観性に関する検証を促す。さらには、受講者に発表の機会を与えることよって、プレゼンテーション力及びディスカッション力等のコミュニケーション力の育成を図る。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
論文等を読解することができる。
0.6 0.4
 
読解した内容を概念化し、自身の言葉で説明することができる。
 
自身の評価基準を設定し、その基準に沿ってエッセイ・論文の論旨を構築することができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション:
「美術界の定説のいろいろ」
ワークシート①記入
 
2 事例研究(美術界の定説についてー絵画)-調査1 
調査状況の報告書(画家編)
 
3 事例研究(美術界の定説についてー彫刻)-調査2
調査状況の報告書(彫刻家編)
 
4 事例研究(美術界の定説についてー工芸・デザイン)-調査3
調査状況の報告書(工芸家・デザイナー編)
 
5 事例研究(美術界の定説についてー絵画でも彫刻でも工芸でもデザインでもない美術に関する)-調査4
調査状況の報告書(その他)
 
6 事例研究 定説に関する考察
ワークシート:挑戦すべき定説の存在について
 
7 事例研究 定説評価
ワークシート:挑戦すべき定説の見極め(評価基準の策定)
 
8 事例研究 定説に関する発表
プレゼン準備(資料作成)
 
9 事例研究 論文執筆1(定説への挑戦・序章)
序章執筆
 
10 事例研究 論文執筆2(定説への挑戦・本文/前半)
本文/前半執筆
 
11 事例研究 論文執筆3(定説への挑戦・本文/後半)
本文/後半執筆
 
12 事例研究 論文執筆4(定説への挑戦・終章)
終章執筆
 
13 事例研究 論文執筆5(定説への挑戦・参考文献)
参考文献作成準備・修正
 
14 事例研究 論文集読解(定説への挑戦)
自己評価表記入
 
15 プレゼンテーション チェックリスト記入(定説への挑戦)
プレゼン評価表の記入
 

履修上の注意
毎回、課題を提示する。
30分を超える遅刻については欠席扱いとする。30分以内の遅刻については、欠席1/3回とみなす。

成績評価方法・基準
提出課題の内容:100%(フィードバックを行う。) 

教科書
その都度、資料を配布する。

参考書
その都度、資料を配布する。

備 考
オフィスアワー:2時間/1週(曜日/時間については、初回授業の際に連絡する。)

 
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