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シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:美表2年 |
授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択 |
美術表現学科専攻科目 |
瀬 戸 典 彦 |
授業概要 |
①18世紀から印象派に至る過程について理解を促す。②印象派後のエコール・ド・パリ、ダダ、シュール・リアリズム、抽象表現主義等に関するケーススタディーをとおし、それらの理論的背景について論じる。③作品の理論的背景を鑑賞の対象として意識させる。④歴史上の美術家と自身との関係について考察させる。⑤自身の作品に関するステートメントの作成方法及びプレゼンテーションの実践方法を指導する。⑥それぞれの受講者に作品のプレゼンテーションを課し、それらの違いについて考察を促す。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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18世紀後半以降のアートシーンについて、説明できる。 |
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現代美術に至る経緯と脈絡を論述できる。 |
美術史の脈絡と自身の作品との関係について、説明できる。 |
現代社会と自身の作品との関係について、説明できる。 |
作品から他者の視点を洞察することができる。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | オリエンテーション: 「もの」 が 「アート」 になるメカニズムについて | 「美術史I」の復習 |
2 | 近代美術の断面1:印象派前夜 | 「クイズ集」70から76 |
3 | 近代美術の断面2:印象派と後期印象派と新印象派 | 「クイズ集」77から85 |
4 | 小テスト |
小テストのふりかえり |
5 | 近代美術の断面3:表現者を描く表現について | ワークシート:ゴッホを描くということについて |
6 | 近代美術の断面4;表現者がストーリーの主人公されることについて |
ワークシート:没後のゴッホ |
7 | 近代美術の断面5:エコール・ド・パリとその周辺の作家達について | ワークシート;エコール・ド・パリとは |
8 | 近代美術の断面6:映画「モディリアーニ-真実の愛」の虚について |
ワークシート:没後のモディリアーニと二人目のジャンヌの存在について |
9 | 美術家の悲劇性について | ワークシート:「美術」と「悲劇」の切ろうとすれば切れる関係について |
10 | 現代美術における「支持体」と「描画材」 | ワークシート:支持体と描画材の拡大解釈を超えて |
11 | 鑑賞行為/鑑賞教育の意味について | ワークシート:視点の共有と違いの受容について |
12 | アーティスト・ステートメントとは(事例研究) | アーティスト・ステートメント ドラフト作成 |
13 | アーティスト・ステートメントの書き方 | アーティスト・ステートメント 作成 |
14 | アーティストとしてのプレゼンテーションについて | アーティスト・プレゼンテーション 準備 |
15 | プレゼンテーション | プレゼン評価表の作成 |
履修上の注意 |
クイズの解答、ワークシート等の提出を課す。 |
成績評価方法・基準 |
小テスト:10%(フィードバックを行う) ワークシート:30% プレゼン:30% ステートメント:30%(フィードバックを行う) |
教科書 |
〔つくる美術史のテキスト〕〔瀬戸典彦〕〔自費出版〕〔無料〕 |
参考書 |
〔美術史脳を刺激する曖昧な絵-クイズ集〕〔瀬戸典彦〕〔自費出版〕〔無料〕 |
備 考 |
オフィスアワー:2時間/1週(曜日/時間については、初回授業の際に連絡する) |
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