大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:美表1年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択 |
美術表現学科専攻科目 |
鹿 野 明 子 |
授業概要 |
デザイナーやアーティスト、造形に携わる人々に必要な色彩システムを教授する。マンセルシステムとPCCSの2つの表色系を中心に色彩調和の基本システムを教授し、アートやデザインの実践に即した実用技術を身に付ける。混色と調色の技能を習得し、おのおのの制作や考察の一要素にできるよう、色材を用いた課題を課す。また、色票を用いた課題を課すことで色の知覚的効果への理解を深め、色彩調和の技法を学び、応用力が身につくように指導する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・色彩システムの基礎知識を身につける |
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・色材を扱う技術を身につける |
・色彩調和を応用し造形に合った配色ができる |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | ガイダンス/混色 | ノートを準備する. |
2 | 色の三属性と色立体、カラーシステム | 語句を暗記する. |
3 | PCCSの色相環 | 画材を用意する.色相の違いに着目し微細な差を見分ける. |
4 | 明度と彩度 | 画材を用意する.明るさ、鮮やかさの違いに着目し限りなく近い色を作る. |
5 | PCCSのトーン | 配色カードを持ってくる. |
6 | 色のなりたち 光、物体、目 | 用語を理解し覚える. |
7 | 色の知覚的効果 対比と同化 | 配色カードを持ってくる.反作用によって感じられる現象を覚える. |
8 | 色の知覚的効果 色の伝達効果 他の感覚に及ぼす効果 | 生活・制作で色の知覚的効果をどのように活用できるか考える. |
9 | 色の心理的効果 | 配色カードを持ってくる.用語を覚える.心理的効果がどのような場面で活用されているのかを観察し、実制作にどのように反映できるか考える. |
10 | 色彩調和 色相、トーンを基準にした配色 | 配色カードを持ってくる.用語を暗記する.身の回りの配色されたものがどの配色技法にあたるのか観察する. |
11 | 色彩調和 基本的な配色技法 | 配色カードを持ってくる.配色技法の名称と条件を覚える. |
12 | 色彩調和 慣習的な配色技法 | 配色カードを持ってくる.目的にあわせて応用できるよう配色技法の名称と条件を覚える. |
13 | 演習課題I カラーパレットの作成 |
日頃よく使う色材を持ってくる. |
14 | 演習課題II 色彩採集 | 画像を整理しておく |
15 | まとめ |
16 | 期末試験 |
履修上の注意 |
準備物を必ず持ってくる。授業時間内に課題が終わらない場合は次回講義までに完成させる。 |
成績評価方法・基準 |
期末試験40% 講義ノートと課題40% 授業態度20% 演習中、課題改修後にフィードバックを行う。 |
教科書 |
〔PCCSハーモニックカラーチャート201-L〕〔日本色彩研究所〕〔2,310円〕 〔新配色カード199〕〔日本色彩研究所〕〔a935円もしくはb2,420円〕 |
参考書 |
なし |
備 考 |
質問等については、授業終了後に受け付ける。 |
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