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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  アニメーションⅠ
[ D-3-e-05-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表2年
 授業形態:実技 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 鈴 木   専  伊 勢 周 平

授業概要
 アニメーションⅠでは、2Dと3DCGによるアニメ・画像・映像制作の基礎を主に指導する。2Dアニメ制作では手描きをはじめ、多種ソフトウェア(画像加工・映像制作・編集等)を活用し、試行と実践を行う。3DCGアニメ制作ではCG制作ソフト(Blender)を用いて演習と制作を行う。いずれの授業も、テーマ・表現力・技術的な事柄について様々な気づきと展開を促し、次段階へ繋がるよう指導する。ガイダンス:1回(鈴木+伊勢)、2Dアニメ:7回(鈴木)、3DCG:7回(伊勢)の計15回のオムニバス形式授業である。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
基本的な知識・学習能力を身につける。
1
 
作品を自分自身の問題意識と結びつけることが出来る。
 
画像・映像ソフト等を用いて表現力を向上させる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1  1.ガイダンスとアニメ課題(短編作品の構想)  説明と準備。制作ノートの用意。
 
2  2.2Dアニメ① 制作(構想+スケッチ+絵コンテ等)  方向性と大まかな流れを決める。
 
3  3.2Dアニメ② 制作(描画・編集ソフトなどの説明) コンテを元にタイムライン作成。
 
4  4.2Dアニメ③ 制作(タイムライン等確認・動画)  詳細を決める。
 
5  5.2Dアニメ④ 制作(描画)  カット割りや時間について確認。
 
6  6.2Dアニメ⑤ 制作(制作意図と改善箇所等の確認) 個々で見直す。
 
7  7.2Dアニメ⑥ 制作(動画の確認、改良) 当初の構想との照らし合わせ。
 
8  8.2Dアニメ⑦ 講評 各自コメントを発表。
 
9  9.3Dアニメ① 制作(Blenderの説明とセットアップ) 基本的な操作を確認。
 
10 10.3Dアニメ② 制作(構想+スケッチ) 作品の方向性を決める。
 
11 11.3Dアニメ③ 制作(モデリング基礎) 試作を重ねる。
 
12 12.3Dアニメ④ 制作(モデリング応用) 試作、改良を重ねる。
 
13 13.3Dアニメ⑤ 制作(制作意図と改善箇所等の確認) 途中段階の作品を客観的に補足。
 
14 14.3Dアニメ⑥ 制作(制作物の確認、改良) 最初の構想からどう展開したかの確認。
 
15 15.3Dアニメ⑦ 講評 各自コメントを発表。
 

履修上の注意
※ 2D、3Dアニメの授業日程や準備等について、変更のある場合は随時指示する。
※ 講評会では自分の作品についてコメントを発表する。
※ 制作データはUSBメモリ等に保存し持参すること。
  不測の事態に備えて、バックアップは各々でできる限り取ること。

成績評価方法・基準
・ 課題(80%)と授業態度(制作に取り組む姿勢など:20%)を評価する。
・ 各課題については、授業中にフィードバックを行う。

教科書
・『入門Blender 2.9 ~ゼロから始める3D制作~』著者:伊丹シゲユキ(秀和システム)

参考書
・ 参考となる書籍・映像作品等については、DMR設置のモニターやプロジェクター等で随時上映、紹介する予定。

備 考
・ 場合により、課題や日程等を変更する場合があります。
・ 質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日日時は掲示で確認)で受け付けます。

 
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