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シラバス(公開版)
| 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30) |
| 対象学科:美表2年 |
| 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択 |
| 美術表現学科専攻科目 |
| 安孫子 三 和 |
| 授業概要 |
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マンガ家歴25年の経験をふまえ、実践形式でアナログのマンガ・イラストに必要な基礎技術と表現方法を指導する。 つけペンを使ったことがない初心者でも大丈夫なように、つけペンと原稿用紙を各自に用意させ、まずは基本のアナログ作画から制作させる。 定規を使い、作画効果と呼ぶ「集中線」「ベタフラ」の練習をし、スクリーントーンも削り、カットのしかたを学ばせる。それと、マンガによく出る背景シーンを記憶で画くこともやってみる。作画には資料写真なども重要だし、いかに普段から対象物をよく見てるかが大事などの心構えもつたえる。作品からにじみでる雰囲気、感情、時間や天候の効果的な使い方も制作を注視しつつ各人に指導する。 |
| 授業の到達目標 |
| 学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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| ・マンガ・イラストの基礎的な技術習得と表現を身につける |
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| ・学習した内容を深めて発展した表現を身につける |
| 授業計画 |
| 回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
| 1 | ガイダンス キャラクタートレーニング(作画) | ・自分のマンガのキャラクターを鉛筆で描く ・必要画材の通達 |
| 2 | ペントーン 効果(作画)① 集中線・ベタフラッシュ | 課題用紙配布(アナログ制作) |
| 3 | ペントーン 効果(作画)② スクリーントーン | ・集中線ベタフラの描き方を学ぶ |
| 4 | ペントーン 効果(作画)③ 背景下書き | ・スクリーントーンの削りを学ぶ |
| 5 | ペントーン 効果(作画)④ 背景仕上げ | ・背景を描く(3種) 仕上げ のち 完成提出 |
| 6 | 鉛筆クロッキー① 人体バランス・中高老年 | 画像を各自セレクトし鉛筆作画 |
| 7 | 鉛筆クロッキー② 幼児子ども・動物 | 画像を各自セレクトし鉛筆作画 |
| 8 | 鉛筆クロッキー③ 動きのあるシーン | 泳ぐ、飛ぶ、走る画像をセレクトし鉛筆作画 |
| 9 | 鉛筆クロッキーをもとにデフォルメ作画 ① ラフ画チェック | マンガ原稿用紙にデフォルメしたマンガを描く またはリアルペン画の選択制 ペン入れのち完成提出 |
| 10 | 鉛筆クロッキーをもとにデフォルメ作画 ② ペン入れ | マンガ原稿用紙にデフォルメしたマンガを描く またはリアルペン画の選択制 ペン入れのち完成提出 |
| 11 | 背景トレース&人物配置 ① 資料写真トレース | 背景資料の画像を各自セレクトし、トレース台を使って人物を2名配置し作画する。 デジタルも可。 |
| 12 | 背景トレース&人物配置 ② 人物配置ラフ | 背景資料の画像を各自セレクトし、トレース台を使って人物を2名配置し作画する。 デジタルも可。 |
| 13 | 背景トレース&人物配置 ③ ペン入れ | 背景資料の画像を各自セレクトし、トレース台を使って人物を2名配置し作画する。 デジタルも可。 |
| 14 | 背景トレース&人物配置 ④ トーン効果 | 背景資料の画像を各自セレクトし、トレース台を使って人物を2名配置し作画する。 デジタルも可。 |
| 15 | 仕上げ 完成提出/コメント会 | 完成提出、コメント会をする |
| 履修上の注意 |
| マンガIの受講を推奨する。制作に遅れの出た者は自宅制作に努める。 |
| 成績評価方法・基準 |
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アイデア40%(発想・視点・キャラクター・ストーリー構成) 絵40%(画力・丁寧さ・仕上げ) 授業態度20%(準備物・集中度・進行速度)課題に対してのフィードバックあり |
| 教科書 |
| 必要に応じて、そのつど資料を配布する |
| 参考書 |
| なし |
| 備 考 |
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授業計画の順番等を変更することがある。 必要に応じ、授業後にオフィスアワーを設け、質問等に対応します。 |
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