大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30) |
対象学科:美表2年 |
授業形態:実技 学期:前期 必・選:選択 |
美術表現学科専攻科目 |
落 合 里 麻 |
授業概要 |
プロダクトデザインの基礎となる知識・技法を学び、基礎的な表現力と発想力を身につけさせる。様々な分野の工業製品の事例を参考にしながら、デザインへの理解を促すとともに、その概念を把握できるよう指導する。〈課題1・2〉ではスケッチと実測図の作図によって物の構造を把握し、アイディアを外在化させるための技術を習得させる。〈課題3〉ではアクリル板を使ってモビールを制作する。素材の特徴と加工方法について学び、イメージを的確に形にすることを目標とする。授業担当者の実務経験を活かして指導する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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物の形状を短時間で的確に描くことができる。 |
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工業製品のデザインと構造を理解し、相手に伝えることができる。 |
素材の特徴と加工方法について理解する。 |
素材の特性を造形表現として活用できる。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | ガイダンス、プロダクトデザインの事例について | プロダクトデザインの事例について調べる |
2 | 〈課題1〉内容説明、工業製品を短時間でスケッチする | 描きたい工業製品を選び、準備する |
3 | 〃 プレゼンボード制作、プレゼンテーション、講評 | スケッチを練習する |
4 | 〈課題2〉内容説明、工業製品を観察し、特徴をまとめる | 比較する工業製品を決定し、準備する |
5 | 〃 工業製品を計測し、実測図を作図する | デザインの比較を進める |
6 | 〃 デザインを比較し、内容をまとめる | 製図の参考図書を使って製図法を勉強する |
7 | 〃 プレゼンボード制作 | プレゼンボードのレイアウトを検討する |
8 | 〃 プレゼンテーション、講評 | プレゼンボードを完成させる |
9 | 〈課題3〉内容説明、アイディアスケッチ、模型を制作する | 模型を完成させ、デザインを確定する |
10 | 〃 材料の種類、全体の構造を検討する | 材料を選び、購入する |
11 | 〃 制作(アクリル板を糸鋸で切り取る) | 切り取り作業を完了させる |
12 | 〃 制作(サンダーで形を整える) | 形を整え、各部材の重さとバランスを確認する |
13 | 〃 制作(アクリル板の縁を研磨する) | 研磨剤を使って磨き上げる |
14 | 〃 制作(ワイヤーで水平材に取り付ける) | バランスを微調整し、完成度を上げる |
15 | 〃 プレゼンテーション、講評 | 他学生のプレゼンから学んだ内容をまとめる |
履修上の注意 |
・授業内で指示する材料・道具類は自分で購入すること。 ・授業外の時間を使って制作を進めること。 ・デザイン基礎Ⅱを履修し、単位を修得していること。 ・製図Ⅰを履修していることが望ましい。 |
成績評価方法・基準 |
課題70%、授業態度(材料、道具の準備、整頓、清掃等を含む)30%で評価する。 授業内、講評会にてフィードバックを行う。 |
教科書 |
特に定めない。 |
参考書 |
〔デザインを学び始めた人のためのデザイン製図〕〔青木英明 他〕〔(株)ボーンデジタル〕〔2,500円+税〕 〔プロダクトデザインの基礎 スマートな生活を実現する71の知識〕〔JIDA「プロダクトデザインの基礎」編集委員会〕〔ワークスコーポレーション〕〔2,400+税〕 |
備 考 |
質問等については、授業内あるいはオフィスアワーに受け付ける。 |
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