大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ

シラバス(公開版)

2024年度 

 
  陶芸Ⅱ
[ D-3-c-02-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表2年
 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 立 花 布美子

授業概要
工芸基礎で修得した知識や技法、作業工程を含めた基礎的スキルを更に深める。電動ろくろ制作では、ろくろ挽きの基礎知識、技術を身につけるよう教授する。組み物制作では、同じ形・大きさに揃える観察力を高め、計画的に制作を進めるよう指導する。学生同士協動するためのコミュニケーションを図りながら、自他作品への管理能力と、効率良く制作ができるための判断力を身につけるよう教授する。完成作品のデザイン性、用途、機能性を含めたプレゼンテーションを行うよう指導していく。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
組み物制作において基礎知識、専門技術を身につけることができる。
0.5 0.3 0.2
 
電動ろくろ制作において基礎知識、技術を身につけることができる。
 
作業計画を見直すことで問題解決ができるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 製陶法の復習 トンボ、化粧掛けについて予習
 
2 【A】電動ろくろ成形:菊練り練習            
【B】手びねり成形:組み物デザイン
【A】5㎏菊練り→巻き上げ→締めの理解、練習
【B】デザイン案の収集 ワークシートの記入
 
3 【A】練習1 菊練り、土殺し
【B】トンボの制作
【A】土殺しの理解・練習
【B】型・トンボの制作、割り掛けサイズの理解
 
4 【A】練習2 土殺し     
【B】①-1制作
【A】土殺しの練習
【B】各自使用する粘土の準備・制作
 
5 【A】練習3 バイ挽き   
【B】①-2制作、仕上げ、加飾
【A】土殺し→バイ挽きまでの理解・練習
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
6 【A】①-1水挽きまで    
【B】①-3制作、仕上げ、加飾
【A】バイ挽き→コテの使用
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
7 【A】①-2仕上げ、加飾   
【B】②-1制作、仕上げ、加飾       
【A】カンナの研ぎ方についての理解・使用方法
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
8 【A】②-1水挽きまで    
【B】②-2制作、仕上げ、加飾                           
各自の計画表の見直し、修正
 
9 【A】②-2仕上げ、加飾   
【B】②-3制作、仕上げ、加飾
【A】湿台を使用して削り仕上げ・加飾
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
10 【A】③-1水挽きまで    
【B】①②仕上げ、加飾
【A】水挽きまでの反復練習
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
11 【A】③-2仕上げ、加飾   
【B】①②仕上げ、加飾
【A】湿台を使用して削り仕上げ・加飾
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
12 【A】④-1水挽きまで    
【B】釉掛け(透明釉)
【A】水挽きまでの反復練習
【B】仕上げ 化粧泥の準備・各自の加飾方法
 
13 【A】④-2仕上げ、加飾   
【B】釉掛け(ワラ白釉)
【A】湿台を使用して削り仕上げ・加飾
【B】釉掛け作業
 
14 【AB共通】釉掛け:透明釉 釉掛け作業・窯詰め作業
 
15 【AB共通】窯出し 講評 まとめプリントの記入
 

履修上の注意
・1年次、工芸基礎Ⅱ内で陶芸を選択、履修していること。
・各自の計画表に沿って作業を進めること。

成績評価方法・基準
・授業参加状況50%(各回の制作日誌の記入内容も含む)、課題作品50%
・各課題について、講評会でフィードバックを行う。

教科書
授業前にプリントを配布する。

参考書
〔基礎の陶芸2:器の飾りかた〕〔田中見依〕〔美術出版〕〔2,420円〕
〔新技法シリーズ102陶芸の基本〕〔東京芸術大学美術学部工芸科陶芸講座〕〔美術出版〕〔3,080円〕

備 考
・作品完成数により随時窯詰め作業を行うので、授業計画の順番等を変更することがある。
・質問等については、授業終了時またはオフィスアワーに受付ける。
・ルーブリックを授業中に配布するので、学習目標として参照すること。

 
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved.