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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  彫刻Ⅱ
[ D-3-b-18-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表2年
 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 佐 藤 淳 一

授業概要
 彫刻に制作において重要な、制作テーマを動物と人間との関係において石彫の実技を通して教授する。花崗岩を使用して動物彫刻を制作する。八木山動物園で実際の動物を観察しその生動感を表現する。彫刻の造形要素である、量感、動勢、空間、表面を教授する。マケットを制作し、石を彫る身体の使い方から石材研磨法まで、造形力の養成を行い電動工具、エア工具、重量物運搬法等彫刻の専門家の基礎的スキルを教授することにより、今後の文化創造活動に取り組む意欲と態度を指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
彫造の造形技術を身につける
0.5 0.25 0.25
 
美術的文化創造活動への意欲を持つことができる
 
制作を他と協働して安全に行うことができる
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 授業内容、注意事項、評価方法説明、テーマについて シラバスを読む。課題提出
 
2 八木山動物園で動物研究 動物研究、課題提出
 
3 マケット制作、講評、花崗岩について 動物の骨格研究
 
4 石割作業、電動工具使用法、重量物運搬法 課題提出
 
5 荒彫、電動工具使用法、梃子使用法 制作継続(荒取り)
 
6 荒彫り(稜線をつなぐ面、動勢、全体と部分) 制作継続(彫刻法研究)
 
7 荒彫り(稜線をつなぐ面、動勢、全体と部分) 制作継続(彫刻法研究Ⅱ)
 
8 制作(塊と量感) 制作継続(デッサンと彫刻)
 
9 制作(動勢表現法) 制作継続(デッサンによる動勢)
 
10 制作(全体と部分、空間) 制作継続(量と量)
 
11 制作(細部、密度) 制作継続(細部彫刻法)
 
12 制作(密度表現、) 制作継続(密度表現法)
 
13 制作(空間表現、) 制作継続(空間と彫刻)
 
14 制作(場と彫刻、) 制作継続(空間と作品がおかれる場所)
 
15 .講評会 まとめ(美術文化活動と自作について考察)
 

履修上の注意
 各種美術展の見学レポートの提出は別途指示します。作業中は自分だけでなく、他の人も怪我をしないように充分に安全に配慮してください。石彫の場合作業が遅れると作品ができません、欠席しないように充分体調を管理してください。

成績評価方法・基準
作品評価40%、授業態度(集中して制作しているか20%、学んだことを制作に活かそうとしているか20%)提出レポート20%(評価して返却します)ルーブリックに基づき評価します。

教科書
授業前に資料配布

参考書
彫刻をつくる(美術出版社)、授業内で紹介

備 考
 作業します。汚れてもよい作業できる服装で来てください。準備、清掃まで全員で行います。それもすべて彫刻の大切な内容になります、協力して作業してください。授業外の質問はオフイスアワーで対応します。

 
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