大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15) |
対象学科:美表3年 |
授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択 |
美術学部 共通教養科目 |
揚 妻 博 之 |
授業概要 |
アーティストが何を捉えて、どのような方法で制作を続けて行くのか。自己や他者の表現について全員でディスカッションを行う。授業は、表現の核やその在り方について考察を深めることで、キャリアを形成して行く為の自己を深く観察する目や、表現を伝達する術を養うことを目的としている。また、アートの現場や教育、社会のシステムについて紹介しながら、キャリアを開発する方法や目指す地点について共に考える。講師は、美術家としてドイツに滞在し表現方法に囚われない制作活動を行ってきた。その経験を踏まえ資料や事例を紹介する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・他者の表現や在り方を通じて多様性を知り、自己を深く観察する目を養う。 |
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・積極的なディスカッションで多角的に物事を考察し、伝達する能力を身につける。 |
・キャリアを開発して行く上で、目指す地点の設定や方法を知る。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | イントロダクション- 授業の説明、講師の活動紹介 | 各々持ち込むもの、プレゼンテーションの準備。 事前に設置する場所や見せ方を考える。 |
2 | プレゼンテーションⅠ 絵画・立体・写真などの設置物についての発表とディスカッション |
自己と他者の表現の在り方について多角的に考察する。 |
3 | スタディーⅠ マテリアルと空間について例や資料を用いた考察 |
作家や資料、言葉、物事について更に調査する。 |
4 | プレゼンテーションII 映像、スライドなどの投影物についての発表とディスカッション |
自己と他者の表現の在り方について多角的に考察する。 |
5 | スタディーII 時間と空間について例や資料を用いた考察 |
作家や資料、言葉、物事について更に調査する。 |
6 | プレゼンテーションIII パフォーマンス、朗読、テキストなどの発表とディスカッション |
自己と他者の表現の在り方について多角的に考察する。 |
7 | スタディーIII 身体と空間についての例や資料を用いた考察 |
作家や資料、言葉、物事について更に調査する。 |
8 | キャリア形成 アートと社会 、存在について。アートの現場や教育 (ドイツを事例に)。 |
身の回りにあるもの、またないものの考察や調査。 自身が目指す地点を設定し、表現の核を育む。 |
履修上の注意 |
各々持ち寄ったものについてのディスカッションを行うので、履修者は最低一つのものを事前に用意し、プレゼンテーションする方法や場所を考えること。例えば、作品や制作途中のもの(絵画、彫刻、工芸、デザインワーク、写真、映像、詩、パフォーマンス等)、自身の経験や出来事についてのテキスト、スライドを用いたプレゼンテーションなど。形式は問わないが、自己を見つめる上で大切なものを選んでくること。 その他、ポートフォリオや写真、作家の本など、普段の作品や活動を紹介できる資料を用意しておくと、ディスカッションをする上で望ましい。 プレゼンテーションする場所について、アトリエや工房など、講義室以外で希望の場合は、使用場所の責任者に必ず許可を取っておくこと。当日は希望の場所に皆で移動しながらディスカッションを行います。 |
成績評価方法・基準 |
授業の取り組み(プレゼンテーション、他者に積極的に働きかける態度)70%、レポートの提出 30%。 授業全体終了後にレポートを課し、フィードバックを行う。レポートについて最終講義で説明する。 |
教科書 |
なし。 |
参考書 |
適宜指示する。 |
備 考 |
質問等については、授業終了時に受け付ける。 |
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