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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  専門研究Ⅱ
[ A-3-g-07-5-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):4(60 + 120)
 対象学科:服専4年
 授業形態:演習 学期:通年 必・選:選択
 服飾文化専攻科目
 植 松 公 威

授業概要
「教授学習心理学」に関する研究に取り組む。「教える」、「学ぶ」に関する心理学的な問題に取り組む。学習者の理解や認識や課題解決が改善されるように、援助や促進の方法について考えをめぐらし、実験を通して、実証的な考察を行う。前年度の「専門研究Ⅰ」の発展、改善につながるよう、自分で計画を立て、先行研究を踏まえて、新しい知見の発見を目指して研究を行う。成果は、論文にまとめ、学会で発表したり、学術誌に投稿したりできるよう、時間をかけて、熱心に取り組めるように指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
ワードやエクセルを用いてデータの集計と図表の作成,読み取りが独力で行えるようになる
 
教授学習心理学の研究に必要な高いレベルのリテラシー(読み書き能力)を身につける
 
教授学習心理学の研究に興味をもち、今後の課題を見つけ、新たな仮説を立てられるようになる
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス(専門研究Ⅱの進め方) シラバスを読んでおくこと。
 
2 昨年度の振り返り 反省、改善点を話し合う。
 
3 研究テーマについて 興味のあるテーマを出し合う。
 
4 先行研究を入手する 図書館、インターネットを利用する。
 
5 先行研究を要約する 論文の一部にする。
 
6 先行研究について、意見や疑問を出し合う 先行研究を深く理解する。
 
7 実験の準備(仮説を立てる) 実験の構想を立てる。
 
8 実験の準備(教材、評価課題について考える) 自由に意見を述べる。
 
9 実験の準備(冊子をワードで作成する) 分担して取り組む。
 
10 必要な関連する文献を探す 文献を手に入れる。
 
11 実験の準備(冊子の確認と印刷) 実験で使う冊子を作成し、確認する。
 
12 印刷 皆で協力する。
 
13 実験の実施 いつ、どこで、誰に実験をするのか計画する。
 
14 実験の実施 必要な部数を配布し回収する。
 
15 エクセルにデータを入力する トピック(項目)ごとに入力する。
 
16 エクセルにデータを入力する 群ごとにデータを入力する。
 
17 エクセルを使ってデータを分析する エクセルを操作し、計算値を求める。
 
18 エクセルを使って表、図を作成する エクセルを操作し、図表を作る。
 
19 ワードによる論文の作成(目的) 内容について意見を出し合う。
 
20 ワードによる論文の作成(方法) わかりやすく作成する。
 
21 ワードによる論文の作成(結果) 図表と文章を対応させる。
 
22 ワードによる論文の作成(考察) 全体を振り返り、結果をまとめ、仮説が支持されたかどうか検討し、今後の課題を提示する。
 
23 引用文献、参考文献の記入、確認 本文と対応させて文献リストにまとめる。
 
24 学内での発表の準備(目的、方法) パワーポイントを使って準備する。
 
25 学内での発表の準備(結果、考察) パワーポイントを使って準備する。
 
26 学内での発表の準備(発表原稿の作成) 学術的意義の高い内容になるよう心がける。
 
27 学内での発表の準備(予行練習) 時間内に収まるか調べる。
 
28 ワードによる提出論文の作成(表紙、抄録など) 抜け落ちている箇所がないか点検する。
 
29 学内での発表に向けて 分担を決める。
 
30 学内での発表と振り返り 自由に感想を述べ合う。
 

履修上の注意
毎回,休まず出席すること。欠席する場合は必ず連絡を入れること。先行研究を熟読し,積極的に学び,作業を自主的に進めること。わからない点は相談すること。報告・連絡・相談を忘れずに。必修であるための義務感から取り組むのではなく,指導教官との共同研究として,お互いに議論や意見交換しながら,熱心に取り組むこと。とりわけ日本における学校教育のあり方を少しでも良いものに改善するための実証的研究を目指して取り組むこと。

成績評価方法・基準
研究に対する取り組み30%,論文の内容30%,研究発表の準備と当日のパフォーマンス40%。取り組みや論文については、その都度フィードバックしながら指導します。

教科書
必要に応じて資料(プリント)や文献,論文のコピーを配布する。

参考書
研究課題に応じて指示する。

備 考
質問等については,いつでもお答えします。各セッションの中で,または終了時に,あるいはオフィスアワーを利用して,質疑応答をすることも可能です。

 
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