大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):4(120 + 60) |
対象学科:服専3年 |
授業形態:演習 学期:通年 必・選:必修 |
服飾文化専攻科目 |
何 水 蘭 |
授業概要 |
専門研究とは、大学生に研究能力を身につけるための授業の1つである。専門研究の過程は、①研究テーマの選定、②これまでの先行研究を調べ、テーマの目的や独自性を明確にする。次に、③研究を具体的に進めるための実験方法、調査手法などを考える。④実験や調査の結果を指導教員などと討論しまとめていく。さらに⑤研究結果にまとめ、応用方法も検討し、作品を作る。最後に⑥学内では専門研究発表会、また学外において学会等で発表する機会を得て発表することもあり得る。専門研究を実践するなかでテーマの選定、種々の調査方法、研究の進め方、結果に対する討論や考察、発表の仕方などを具体的に教授する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・研究問題の所在を見出し解決すべき課題を発見や整理する能力を身につける。 |
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・研究文献資料・データの収集・分析を通じて問題を解決する能力を身につける。 |
・得られた結論を論理的に整理し文章にまとめることができ、または、得られた結論を論理的に整理し、作品に取り込む能力を身につける。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | はじめに:専門研究の進め方 (3年担任:川又) | 過去の専門研究の内容を振り返る |
2 | 研究室の割り振り・研究倫理 (3年担任:川又) | 研究倫理の重要事項を確認する |
3 | 専門研究の進め方と年間スケジュールの説明 (以下、全コマ何担当) | 研究課題案を検討する |
4 | 研究テーマに対する問題意識の具体化および明確化のための文献収集 | テーマに関連する一次資料と二次資料の整理と分析 |
5 | 文献調査① 文献調査と整理 | 研究手法の種類と方法論の検討 |
6 | 文献調査② 文献の整理 | 仮アウトラインの作成と専門研究進行予定の立案 |
7 | 文献調査③ まとめ | 調査した結果を整理し文章にまとめる、予備実験作業計画を検討する |
8 | 予備実験データ・調査資料・製作試料などの具体的な収集(抽出)方法の検討 | 計画に沿って進める |
9 | 予備実験① 課題に応じた内容 | 計画に沿って進める |
10 | 予備実験② 課題に応じた内容 | 研究手法の妥当性の検討 |
11 | 本実験・本調査・本製作実施のための研究デザインの確認と実施 | 研究手法の確定 |
12 | 本実験① 課題に応じた内容 | 実施経過報告および研究手法の再確認 |
13 | 本実験② 課題に応じた内容 | 実施経過報告およびディスカッション |
14 | 本実験③ 課題に応じた内容 | 実施経過報告およびデータ処理方法・製作方法等の検討 |
15 | 本実験実施経過報告およびデータ処理途中結果・製作途中結果からの考察 | 本実験の実験内容を振り返る |
16 | 前期までの進捗状況の確認 | 後期の専門研究スケジュールの確認 |
17 | 作品制作① | 実物制作の方法と計画を立てる |
18 | 作品制作② | 実物制作を実施する |
19 | 作品制作③ | 実物制作を実施する |
20 | 作品制作④ | 実物制作を実施する |
21 | 作品制作⑤ | 作品の点検を行う |
22 | 論文執筆指導① 論文の組み立て(最終アウトライン)と目次の作成 |
研究テーマとの整合性の確認 |
23 | 論文執筆指導② | 序文執筆のための研究動機・背景・目的の整理 |
24 | 論文執筆指導③ | 執筆のためのデータ処理方法および資料の整理の仕方と考え方 |
25 | 論文執筆指導④ | 実験・調査・製作等に対する結果の分析と組み立て |
26 | 論文執筆指導⑤ | 実験・調査・製作などの結果に対する考察の展開と組み立て |
27 | 論文執筆指導⑥ | 論文の最終校正・点検・完成 |
28 | プレゼンテーション① プレゼン資料作成、発表練習GW | 研究成果を基にしたまとめ資料の作成と点検 |
29 | プレゼンテーション② 専門研究Ⅰ発表会 | 卒業研究の成果発表、作品展示および評価 |
30 | おわりに 課題研究のまとめ、今後の課題 | 全体を振り返り、今後の課題を見出す |
履修上の注意 |
作品作成と論文作成の選定は受講者の希望と相談しながら決める。 作品の種類、論文の種類は受講者の研究課題に合わせて決める。 自主的な研究姿勢を持って参加してください。 |
成績評価方法・基準 |
事前準備をし、実験やディスカッションに取組みデータを適切にまとめている事に対し50% 作品・論文・プレゼンテーションに対し50% 課題、提出物は後日添削してフィードバッグする。 |
教科書 |
研究課題に応じて指示する。 |
参考書 |
研究課題に応じて紹介する。 |
備 考 |
実験内容、作業状況等の都合により、授業計画の順番や内容、時間の変更と延長等を行う場合がある。 質問などは、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。 評価や進め方は1回目の授業で説明する。 課題が未提出、実施されない等の際には、評価の対象としない。 |
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