大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:服専3年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択 |
服飾文化専攻科目 |
﨑 山 俊 雄 |
授業概要 |
住居は、人間生活の基本的な容器であると同時に、社会環境や生活様式、それが建つ地域の風土や文化とも密接に関係している。本講義では、住居や住生活に関する基礎知識を修得し、文化的・社会的観点から、住宅や住生活についての理解を深める。前半は、住まいについて、風土・機能・空間・生活などの観点を設定して論じ、後半は、前半で身につけた考え方を応用して、独立住宅を設計する。後半の設計演習は、学生の考えや理解度を確認しながら対話型の形式で進めていく。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・住居や住生活を考える上で必要な基礎知識を修得する。 |
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・よりよい住空間について自ら考え、表現し、自分の考えを他者に説明できるようになる。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | 授業内容と進め方、評価方法の説明、住まいに関する概説 | 事前学習:住居や建築の役割について考える 事後学習:住居の多様な役割を再確認する |
2 | くらしと住まい | 事前学習:配布された用紙に、自宅の間取りを描く 事後学習:自宅の間取りを、くらしの観点から分析する |
3 | 自然環境と住まい | 事前学習:日本の住居と外国の住居を比較する 事後学習:身近な建築を、気候や環境の観点から分析する |
4 | 住空間の計画(1)間取り・動線 | 事前学習:自宅の間取りを、動線の観点から見直す 事後学習:独立住宅の事例を収集し、自分の理想像を構想する |
5 | 住空間の計画(2)寸法・空間 | 事前学習:自宅の部屋や家具の寸法を測る 事後学習:台所の詳細図を描く |
6 | 図面表現 | 事前学習:平面図・立面図・断面図の概念を理解する 事後学習:配布資料を参考にして、図面表現を練習する |
7 | 住宅の計画(1)周辺環境の把握 | 事前学習:これまでの学習内容を復習する 事後学習:配置計画(ゾーニング)を練る |
8 | 住宅の計画(2)必要な室と広さ | 事前学習:配布された用紙に設計案(間取り)を描く 事後学習:授業を踏まえて、設計案を改良する |
9 | 住宅の計画(3)室の配置と動線計画 | 事前学習:配布された用紙に改良設計案を描く 事後学習:授業を踏まえて、設計案を改良する |
10 | 住宅の計画(4)寸法計画 | 同上 |
11 | 住宅の計画(5)空間構成 | 同上 |
12 | 製図(1)配置図・平面図 | 事前学習:図面表現を再確認する 事後学習:配置図・平面図を完成させる |
13 | 製図(2)立面図 | 事前学習:図面表現を再確認する 事後学習:立面図を完成させる |
14 | 課題の提出、プレゼンテーションと講評 | 事前学習:発表内容をまとめる 事後学習:発表内容と講評を振り返る |
15 | まとめ(これからの住まい) | 事前学習:これまでの学習内容を総復習する 事後学習:授業を通して得た成果をまとめる |
履修上の注意 |
・講義中の指示にしたがい、必要な予習・復習を確実に行って、知識の定着に努めること。 ・後半の設計演習では、毎回、設計案を持参すること。 |
成績評価方法・基準 |
・制作物(60%)、プレゼンテーション(20%)、および受講態度(ミニットペーパーの内容、授業への参加態度、提出物、20%)により評価する。 ・持参した設計案や提出物、プレゼンテーション、ミニットペーパーに対しては授業中にフィードバックする。 ・設計演習課題の評価基準(ルーブリック評価)は課題説明の際に説明する。 |
教科書 |
・必要に応じて資料を配布する。 |
参考書 |
・授業の中で紹介する。 |
備 考 |
・オフィスアワー:授業終了後 |
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