大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 30) |
対象学科:服専3年 |
授業形態:実験 学期:前期 必・選:選択 |
服飾文化専攻科目 |
伊豆田 友 美 |
授業概要 |
染色加工で学んだ知識をさらに深めるために,工業的な視点で,前処理工程,染色実験,染色堅牢度試験,加工実験について教授する.染色実験では,天然染料による染色方法,合成染料による染色方法,測色,染着率の測定方法について教授する.また,染色堅牢度試験では,染色堅牢度の測定方法とその評価方法について,加工実験では風合い改善,性能向上等,繊維の特性に応じた加工方法について教授する.実験は全てグループワークとする. |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・染色に関する基本的な理論を理解する. |
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・実験で得た結果を分析し,応用する技術を身につける. |
・実験を通して論理的思考や倫理観等を身につける. |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | はじめに:実験の進め方,グループ構成,色相実験 | 教科書「第1章」3~8頁を精読する.レポート作成方法のプリントを熟読し,レポート作成にとりかかり,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第3章」13~17頁) |
2 | 前処理工程実験 グループワーク | 前処理工程実験についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第1章」3~8頁) |
3 | 染色溶液に関する実験 グループワーク | 染色溶液に関する実験についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第5章」41~46頁) |
4 | 染色条件に関する実験 グループワーク | 染色条件に関する実験についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第4章」18~40頁) |
5 | 合成染料による染色① 直接染料,酸性染料,分散染料 グループワーク | 合成染料による染色実験についてのレポートを作成する. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第4章」18~40頁) |
6 | 合成染料による染色② 反応染料 グループワーク | 合成染料による染色実験についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第1章」3~8頁) |
7 | 染色布の測定に関する実験 グループワーク | 染色布の測定に関する実験についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第9章」69~77頁) |
8 | 染色堅牢度試験① 試料準備 グループワーク | 染色堅牢度についてのレポートを作成する. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第9章」69~78頁) |
9 | 染色堅牢度試験② 各種試験 グループワーク | 染色堅牢度についてのレポートを作成する. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第9章」69~78頁) |
10 | 染色堅牢度試験③ 測定と評価 グループワーク | 染色堅牢度についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第7章」54~66頁) |
11 | 天然染料による染色① 染料の抽出と染色 | 天然染料による染色についてのレポートを作成する. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第7章」54~66頁) |
12 | 天然染料による染色② 媒染を用いた染色 | 天然染料による染色についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第12章」97~101頁) |
13 | 加工実験① 風合いを整える・変える加工 | 加工実験についてのレポートを作成する. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当「第12章」102~109頁) |
14 | 加工実験② 機能を付与する加工 | 加工実験についてのレポートを作成し,次回提出. |
15 | 総括 | 実験のまとめとレポートの校正箇所を振り返る. |
履修上の注意 |
安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない.白衣着用・髪を束ねておくこと. 必要に応じて電卓を持参する(携帯電話不可).指定の実験ノートとファイルを使用する. 実験毎にレポートを求めるので,指定期日までに提出すること.事前事後には指定教科書に目を通すこと. 選択科目であるが,TA取得希望者は必ず履修すること. |
成績評価方法・基準 |
評価は,①実験が終了する毎に提出するレポートに対して50% ②グループで協力しながら実験結果を出すことに対して50% ルーブリック評価は第1回目の授業で説明する.レポートは後日添削して返却する. |
教科書 |
[染色加工学] [一般社団法人 日本衣料管理協会] [2200円 (2年次に購入済)] |
参考書 |
必要に応じて紹介する. |
備 考 |
質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける. 評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する.5回を超えて欠席した者は評価の対象としない. |
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