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シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:服専2年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修 |
服飾文化専攻科目 |
井 上 美 紀 |
授業概要 |
衣生活の消費段階に行われる被服整理について教授する。特に洗濯用洗剤の主成分である界面活性剤、ビルダーと添加剤の作用、洗浄理論、各種繊維製品に適した洗濯方法、仕上げ方法、保管方法ついて主に教授する。表示では、取扱い表示の基本を教授するとともに、各製品に対する最適な表示の選択についても解説する。洗濯では、家庭洗濯と商業洗濯の実際について教授する。さらに被服の適切な取扱い方法や被服整理の環境との関連性、安全性についても触れる。一部グループワーク(GW)を実施する。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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被服整理に関する基礎的な知識を身につける。 |
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授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | はじめに:被服の汚れ、汚れの付着機構、被服整理の意義 | テキスト1章を読む。 市販の洗濯用洗剤の動向を調べる。 |
2 | 洗浄の型、洗剤の種類と成分・用途 | テキスト2章を読む。ミニットペーパーを見直す。 各自が所有する洗剤成分と用途を調べる。 |
3 | 界面活性剤の分類、製法と作用①陰イオン | テキスト3章を読む。ミニットペーパーを見直す。 |
4 | 界面活性剤の分類、製法と作用②非イオン・その他 | テキスト3章を読む。ミニットペーパーを見直す。 各自が所有する洗剤に含まれる界面活性剤のイオン性を調べる。 |
5 | 中間テスト①、洗浄理論①洗浄作用 GW | テキスト2章、中間テストを見直す。 |
6 | 洗浄理論②油汚れ・固体汚れの除去、洗濯用水と影響 | テキスト2章を読む。ミニットペーパーを見直す。 |
7 | ビルダー・添加剤の機能 | テキスト3章を読む。ミニットペーパーを見直す。 各自が所有する洗剤に含まれるビルダーと添加剤を調べる。 |
8 | 洗浄方式、洗濯機 | テキスト4.6.7章を読む,ミニットペーパーを見直す。 各自が所有する洗濯機の種類を調べる。 |
9 | 漂白・増白 | テキスト8章を読む。ミニットペーパーを見直す。 市販漂白剤の動向を調べる。 |
10 | 柔軟加工・糊加工・仕上げ加工、中間テスト② | テキスト10章を読む。中間テストを見直す。 市販柔軟剤と糊剤の動向を調べる。 |
11 | 家庭洗濯の実際 | テキスト5章を読む。ミニットペーパーを見直す。 |
12 | 商業洗濯の分類と方法 | テキスト12章を読む。ミニットペーパーを見直す。 クリーニングの種類を調べる。 |
13 | 表示、適切な取り扱い GW | テキスト13章を読む。ミニットペーパーを見直す。 新旧のJIS表示を振り返る。 |
14 | 保存と管理、中間テスト③ | テキスト11章を読む。中間テストを見直す。 市販の防虫剤・防湿剤の動向を調べる。 |
15 | 被服整理の課題、おわりに:本講義のまとめ | 全範囲を振り返る。 |
16 | 本試験 | 全範囲を振り返る。 |
履修上の注意 |
毎時間ミニットペーパーを、単元毎に中間テストを行うので振返りを大切にする。 被服整理に関わる洗濯洗剤、洗濯機、クリーニング等に目を向け、事前事後には指定のテキスト範囲に目を通すこと。 |
成績評価方法・基準 |
ミニットペーパーと中間テスト、試験は後日添削してフィードバッグする。 評価:①ミニットペーパーと中間テスト等の受講態度に対し50%、②本試験50%とする。(本試験は持ち込み不可とする) 5回を超えて欠席した者は評価対象としない。 |
教科書 |
〔被服整理学〕〔日本衣料管理協会〕〔1200円〕 |
参考書 |
〔繊維製品の基礎知識シリーズ〕〔日本衣料管理協会〕〔5100円〕 入学時購入済 必要に応じて授業前にプリントを配布する。 参考となるURL 消費者庁ホームページ(https://www.caa.go.jp/) |
備 考 |
質問などは、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。 評価やミニットペーパー、中間テスト等は1回目の授業で説明する。 都合により、授業計画の順番等を変更することがある。 |
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