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シラバス(公開版)

2024年度 

 
  被服材料学実験
[ A-3-d-04-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 30)
 対象学科:服専2年
 授業形態:実験 学期:前期 必・選:必修
 服飾文化専攻科目
 伊豆田 友 美

授業概要
被服材料学で学んだ知識について,実験を通してさらに理解を深められるように,織物・編物の構造分析,被服材料の性能に関わる消費性能試験を主に教授する.織物の基本構造と分析では,織布の作成方法と様々な織物への展開方法を教授する.布の消費性能試験では,各種強度,風合い,快適性に関わる実験の測定方法について教授し,さらに試験結果のまとめ方,分析方法,評価についても教授する.実験は全てグループワークとする.

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・被服材料に関する高度な知識・技術を身につける.
0.3 0.5 0.2
 
・実験で得た結果を分析する技術を身につける.
 
・実験を通して論理的思考や倫理観等を身につける.
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 はじめに:概要,グループ構成,実験上の注意,レポート作成方法,織物・編物の構造分析実験 織物・編物の組織を確認する.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当44~46頁)
 
2 糸の実験① 糸の太さ グループワーク 糸の太さについてのレポートを作成する.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当46~47頁)
 
3 糸の実験② 糸の撚り グループワーク 糸の撚りについてのレポートを作成し,次回提出.教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当54~72頁)
 
4 織物・編物の組織と表示 グループワーク 織物・編物の組織についてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当72~74頁)
 
5 布の構造に関する試験① 太さ,重量,糸密度の測定 グループワーク 布の構造についてのレポートを作成する.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当72~74頁)
 
6 布の構造に関する試験② 見かけ比重,含気率,カバーファクターの算出 グループワーク 布の構造についてのレポートを作成し,次回提出.教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当74~76頁)
 
7 引張り強さと伸び試験 グループワーク 布の引張り強さと伸びについてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当76~77頁)
 
8 摩耗強さ試験,引裂強さ試験 グループワーク 布の摩耗強さ試験,引裂強さについてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当77~79頁)
 
9 防しわ性試験 グループワーク 布の防しわ性についてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書第二部該当132頁)
 
10 剛軟性試験 グループワーク 布の剛軟性についてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書第二部該当65,77,132頁)
 
11 ドレープ性試験 グループワーク 布のドレープ性についてのレポートを作成,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書第二部該当124~125頁)
 
12 通気性試験 グループワーク 布の通気性についてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書第二部該当124頁)
 
13 保温性試験 グループワーク 布の保温性についてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書第二部該当126頁)
 
14 吸水性試験 グループワーク 布の吸水性についてのレポートを作成し,次回提出.
教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当54~72頁)
 
15 布の製作・総括 実験のまとめとレポートの校正箇所を振り返る.
 

履修上の注意
安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない.白衣着用・髪を束ねておくこと.
必要に応じて電卓を持参する(携帯電話不可).指定の実験ノートとファイルを使用する.
実験毎にレポートを求めるので,指定期日までに提出すること.

成績評価方法・基準
評価は,①実験が終了する毎に提出するレポートに対して50% ②グループで協力しながら実験結果を出すことに対して50%
ルーブリック評価は第1回目の授業で説明する.レポートは後日添削して返却する.

教科書
[繊維製品の基礎知識シリーズ 第1部] [日本衣料管理協会] [5610円 (入学時購入済]

参考書
授業前にプリントを配布する.

備 考
必修
第7回目から第14回目までは,機器台数の関係により班ごとに授業順番が変わるため,進捗を各グループで確認して実験に臨むこと.
履修者の実験進捗状況等の都合により,授業計画の順番等を変更することがある.
質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける.
評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する.5回を超えて欠席した者は評価の対象としない.

 
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