大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 30) |
対象学科:服専1年 |
授業形態:実験 学期:後期 必・選:必修 |
服飾文化専攻科目 |
伊豆田 友 美 |
授業概要 |
被服繊維学で学んだ知識について実験を通してさらに理解を深められるように,繊維の鑑別実験,繊維の製造実験,繊維の取り出し実験を主に教授する.特に繊維の鑑別実験では,各繊維の特徴をとらえることができるように実験方法と分析方法について解説する.また,はじめて科学的な実験になるために実験の進め方や器具の使い方,溶液の調整方法,レポートのまとめ方,実験データの考察の仕方についても教授する.実験はすべてクループワークで行う. |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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・繊維に関する高度な知識・技術を身につける. |
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・実験で得た結果を分析する技術を身につける. |
・実験を通して論理的思考や倫理観等を身につける. |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | はじめに:概要,グループ構成,実験上の注意,器具の使い方,レポート作成方法 | 器具の名称,使い方を覚える. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 1~3頁) |
2 | 鑑別実験①-1 顕微鏡による側面の形態観察 グループワーク | レポート作成方法のプリントを熟読し,レポート作成にとりかかる. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 1~3頁) |
3 | 鑑別実験①-2 顕微鏡による断面の形態観察 グループワーク | 顕微鏡による形態観察についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 29頁) |
4 | 鑑別実験②-1 各種試薬に対する溶解性 3種の溶液 グループワーク | 教科書の該当頁を熟読し,レポート作成にとりかかる. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 29頁) |
5 | 鑑別実験②-2 各種試薬に対する溶解性 2種の溶液・呈色反応用試薬 グループワーク | 各種試薬に対する溶解性についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 107~113頁) |
6 | 鑑別実験③ 染色性・呈色反応 グループワーク | 染色性・呈色反応についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 28頁) |
7 | 鑑別実験④ 燃焼特性 グループワーク | 燃焼性についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 第2部111頁) |
8 | 鑑別実験⑤ 赤外線スペクトル グループワーク | 赤外線スペクトルについてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 第2部112~114頁) |
9 | 繊維の混用率 溶解法 グループワーク | 教科書の該当頁を熟読し,レポート作成にとりかかる. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当 第2部112~114頁) |
10 | 繊維の混用率 分析 グループワーク | 繊維の混用率についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当13,17頁) |
11 | 繊維の製造①-1 PVAの紡糸 グループワーク | 教科書の該当頁を熟読し,レポート作成にとりかかる. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当13,17頁) |
12 | 繊維の製造①-2 アセタール化 グループワーク | PVAの紡糸についてのレポートを作成し,次回提出.教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当5,16,34頁) |
13 | 繊維の製造② ナイロンの重合 グループワーク | ナイロン重合についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当9,13,15頁) |
14 | 繊維の製造③ 銅アンモニアレーヨン(キュプラ) グループワーク | キュプラの製造についてのレポートを作成し,次回提出. 教科書で次項実験項目について目を通す.(教科書該当8~11頁) |
15 | 天然繊維の取り出しおよび紡績 絹・綿および総括 | 全ての実験のまとめとレポートの校正箇所を振り返る. |
履修上の注意 |
安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない.白衣着用・髪を束ねておくこと.必要に応じて電卓を持参する(携帯電話不可). 指定の実験ノートとファイルを使用する.実験毎にレポートを求めるので,指定期日までに提出すること. |
成績評価方法・基準 |
評価は,①実験が終了する毎に提出するレポートに対して50% ②グループで協力しながら実験結果を出すことに対して50% ルーブリック評価は第1回目の授業で説明する.レポートは後日添削して返却する. |
教科書 |
[繊維製品の基礎知識シリーズ 第1部(第2部)] [一般社団法人 日本衣料管理協会] [5610円(入学時購入済)] |
参考書 |
授業前にプリントを配布する. |
備 考 |
必修 質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける. 評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する.5回を超えて欠席した者は評価の対象としない. |
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